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議会報告事項
平成19年8月22日
正副議長、区民性格委員会委員

東豊島公園のダイオキシン類土壌汚染追加調査結果について
(結果報告はここをクリックして下さい)

 北区豊島地域の東豊島公園、旧豊島東小学校、豊島東保育園の3施設は、平成18年3月にダイオキシン類対策特別措置法に基づき地域指定され、平成18年度から覆土等による対策工事を進めています。
  この度、東豊島公園南側の一部で、地域指定対象以外の区域について、地下の汚染状況を把握し公園全域の今後の適切なリスク管理の資料とするため、追加で深度調査を実施したところ調査結果が出たので下記のとおりお知らせします。
  なお、今回の調査地点は、以前実施した堤防工事において重金属汚染(鉛、ヒ素)が確認されたため、平成15年度に東京都環境確保条例に基づき90cm(条例では50cm以上)の覆土対策を行なっていることから、新たな対策を実施するものではありません。
  このことについて、本日プレスリリースいたします。

調査の概要
 調査ポイント 調査地域を10メートル角に区切り、その中心53地点を、深さ方向に覆土済みの表層を除き地表下1メートルから1メートルごとに7メートルまで。
結果の概要
・53地点中50地点で環境基準以上であった。

・東豊島公園のうら表層で汚染が確認され、既に調査を実施した場所では最大値59万pg(地表下2m)であったが、今回の調査結果では、これを越えたものが3地点であった。
  66万pg-TEQ/g(地表下5m)、65万pg-TEQ/g(地表下4m)、64万pg-TEQ/g(地表下5m)である。

 

 ※環境基準値 1000pg-TEQ/g
 ※pg(ピコグラム)=1兆分の1グラムを表す単位
 ※TEQ=(毒性等量)ダイオキシン類は、毒性の強さがそれぞれ異っており、毒性があるとされている29種類のうら最も毒性の強い2,3,7,8,-TCDDの毒性を1として他のダイオキシン類の毒性の強さを換算した係数

北区生活環境部環境課
    環境課長 長 田 聖 次

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