■2006年10月14日（土）   豊島５丁目団地のダイオキシン汚染対策についての都区合意に関する見解。 豊島５丁目団地のダイオキシン汚染対策の住民合意に全力を尽くせ。 　１０月３日、北区は豊島５丁目団地のダイオキシン汚染対策について、「覆土処理で北区が実施する」という内容で都区が合意したことを明らかにしました。 　これに対して、地元自治会の土壌汚染対策委員長が「住民としては、除却を要望してきた。不測の事態が起きる可能性を考えると、覆土という方法が最善の策かどうか疑問がある。今回の合意について、住民の間でよく話し合いたい」と、述べたことが報道されました。　 　また、豊島東保育園保護者会も「土壌撤去を求めてきたので、現時点では都区の今回の合意を認められない」としています。 　わが党は、本定例会、決算委員会において、福島宏紀区議が石原都知事を先頭にマスコミまで動員して東京都が行った北区への根拠のない不当な非難、土壌撤去に対する消極性など都の姿勢を厳しく批判しました。合わせて大阪、能勢町の調査もふまえて、除却も可能であることも明らかにしました。 　さらに、覆土された地域の「リスク管理」に法的根拠を、保育園園庭やブルーシートで放置された状況の早急な解決をはかることなどを主張し、北区の決意を質しました。そして対策のあり方については、住民合意に全力を尽くすべきであることを求めました。 　今回の都区合意については、まもなくダイオキシンに関する健康診査の結果が出ます。それらもふまえて住民説明会の開催、議会での報告と審議、そしてあらためて、住民の合意形成に力を尽くすべきであることを重ねて求めるものです。 　 　福島宏紀トップページ＞区議会報告＞ダイオキシン汚染対策についての都区合意に関する見解

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