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日本共産党北区議員団
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2016年6月22日号

北区長「憲法は遵守する」
共産党の代表質問に

 北区議会第2定例会は、参議院選挙のため例年より前倒し日程となり、6月10~22日(参院選公示日まで)開催されました。私は日本共産党北区議員団の代表質問に立ち、区長に「憲法遵守をもとめる」など、大きく7点の質問を行いました。主な質疑は次の通りです。
 私は最初に、参院選の大きな争点の一つ、憲法問題を取りあげ、「憲法遵守、平和主義、立憲主義を区政運営のあらゆる場面に貫くべきと思うがどうか」と質問しました。区長からは「憲法遵守とともに、平和で自由な共同社会の実現に向け、引き続き努力する」との答弁がありました。

保育園待機児解消へ 1090人の定員増
 第2点目に、「保育園に入れた」の声が聞けるよう保育園待機児解消に全力をあげるようもとめました。区は、補正予算を5億円余投入し、今年度内の募集237人を含め1090人の定員拡大をはかる緊急対策をおこなうと答弁しました。

料金滞納に機械的な供給遮断はやめよ
 第3点目に、貧困や認知症高齢者の電気、ガス、水道等のライフラインを「料金滞納」だからと事業者が機械的に遮断する問題について質しました。ことは生命に関わる問題であり、事業者は区役所の福祉部門に連絡して解決を図るべきで、区は事業者と連携を強化すべきではないかと質しました。
 区は「昨年度から区役所、ライフライン事業者、高齢者あんしんセンター、警察、消防との連携をはかる連絡会を立ち上げたので、さらに取り組みを充実する」と答弁しました。

生活保護の資産調査法に則っておこなう

 今年から生活保護家庭の資産調査(預貯金の開示等)報告の提出が年一回義務化され、保護家庭に不安が広がっています。「保護費の使途は原則自由」とした福岡高裁の判例を紹介し、区の取り扱いを質しました。
 これに対し、「やり繰りで生じた預貯金は生活保護の主旨に反しないかぎり認める。また、進学目的等の中高生のバイト代も一定の条件のもと収入とみなさない」との答弁を得ました。

「戦争法やめさせたくて」と寄ってくる人も(6月19日の団地アクション)

浮間〜赤羽バス路線廃止には代替え案を
浮閒地域唯一のバス路線(赤羽東口ー浮間舟渡)が7月末で運行終了になることに関し、①住民の足であり8月以降も継続するべきであるが、②運行を終了する場合、高齢・障がい者への移動支援の具体策を提案すべきである、③代替案の一つとしてコミュニティバス等の具体化を、と求めました。
区は、採算面でバス運行の継続は困難、代替えのコミュニティバスは慎重に検討したうえでと答弁。これには「区は障害者差別解消法の遵守義務がある。8月からの何らか対策を実施すべき」と厳しく批判し、再答弁をもとめましたが、「今のところ、対策は未
定」と答えるのみでした。