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日本共産党北区議員団
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2018年9月26日号

新入学準備金4万円余に  増額分 11 月に再支給

福島宏紀区議
わかばの会の「納涼の つどい」で
区政報告を行 いました(9月1日)
2018(平成 30 )年度第3回定例会が9月 10 日に開会され、7日間にわたる決算特別委員 会も行われ、 10 月5日まで開かれています。小・ 中学校の就学援助新入学準備金等を増額する補 正予算の計上、本年3月発覚した区職員による 生活保護費横領事件に関する「再発防止検討会」 報告が健康福祉委員会(副委員長に福島宏紀) にありました。以下概略を紹介いたします。
 
私・福島宏紀は6月議 会で、小・中学校の入学 準備金の前倒し支給の実 現に続き、是非増額をと 質しました。今議会で実 施のための補正予算25 68万円余が計上された ものです。小学校現行2 万3890円→4万60 0円、中学校現行2万6 860円→4万7400 円となり、増額分の差額が 11 月に再支給されます。
生活保護行政の改善へ 検討会報告の 全面実践求める
北区の保護行政につい ての「再発防止検討会」 報告は、保護費支給の「ず さんな」現金管理が明ら かになったことから、現 場に詳しい大学教授や公 認会計士等から提案され た改善方針を具体化した ものです。

共産党議員団は「報告」 をふまえて次の提案を行 いました。
①区長は区民の区政全般 への信頼と信用の回復の 先頭に立つこと。
②横領事件の舞台となっ た専管組織「住所不定 チーム」を解散するこ と。そのため専門性がさ らに求められることにな
るケースワーカー は「社会福祉主事」 「社会福祉士」等の 有資格者を法の通 り100%配置す ること。(現在 77 %)
③職員増をはかり、 ワーカー1人当たり 80 ケース程度を遵守するこ と。北区の現状は100 ケース前後の実態もあり、 改善をはかること。 ④住所不定等で区内3か 所の「宿泊所」を利用し ている方を順次、居宅移 行すること。 等を要請しました。

これに対して区は、事 件を起こした2名の職員 のうち1人は無資格者で あることを認めました。 改善内容はできるものか ら順次すすめ、進捗状況 を区民にも明らかにする としました。

また、約1億円とみら れる横領金額は確定次 第、損害賠償請求もしっ かりやっていくと答えま した。

ケースワーカー全員を 「社会福祉士」など有資格者に