日本共産党北区議員団
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2018年11月7日号

区民の暮らしの声を区政に

決算審議等で改善策を提案
 平成29年度の一般会計の実績を審議する第3回定例会が終了しました。 日本共産党北区議員団は区民のくらしを支える施策が不充分として29年度決算認定に反対しました。
 
日本共産党北区議員団はこの審議にあたり、税金の使われ方が区民目線から見て評価できるのか、改善点はどこか等、来年度の予算編成も視野に入れて審議を行いました。
 そのためにこの審議に並行して、区内20団体を超える各団体の方とこんだん、ヒヤリングを行い、過去最高の548億円の積立金、特に150億円超となっている、主として住民要望に応える等の財政調整基金について、区民の暮らしに有意義な活用について検討しました。
 区議会の審議では、高校進学に際しての奨学金は現在の「貸し付け型」を返済のない「給付型」にしても3000万円で可能と提案。また、高すぎる国保・介護・後期高齢の保険料の軽減策を求めました。特に、介護保険料が大幅値上げの最中、介護サービス費は3年間で45億円も計画を下回る実績であり、「介護認定が厳しいのでは」との区民、介護関係者の声も紹介し、改善を強く主張しました。

4年連続で予算組み替え提案 19 項目が予算化
 共産党北区議員団は平成27年度から4年連続で区長提案の一般会計予算等に「予算組み替え提案」を行ってきました。4 年間の提案は48事業・施策になり、19項目が予算化されました。
この4年間で予算化された共産党提案の主なもの
1. 多床室(利用料が高い個室一辺倒でなく4人部屋)を整備した特養ホームの増設。現在王子6丁目に整備中。
2. 子ども食堂への支援(今年度15 団体)
3. 保育園と学童クラブの待機児解消に向けた定員拡大。(保育園定員増、29 年1057人、30 年792 人で待機児は42 人に減少)
4. 就学援助の入学準備金が入学前に渡るように前倒し支給。
5. 同入学準備金の増額(今議会補正予算計上。増額分は11 月に追支給)
6. 介護予防・日常生活支援総合事業の事業者への支援拡充(介護保険要支援1・2の方に対する北区独自のサービスをになう介護事業所の報酬等の改善)。
7. 非婚のシングルマザーに対し、北区の福祉・教育等あらゆる制度に寡婦控除の適用。
8. 認証保育園の保育料助成の拡充
9. 学校図書指導員の配置拡大。
10. 放課後子ども総合プランなど有償ボランティアの報酬引き上げ。