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2008年10月3日 通算812号

さがらとしこ事務所 
東京都北区赤羽北 3-23-17
TEL&FAX 03(3905)0970

日本共産党区議団
北区王子本町1-15-22 区役所内
TEL 03(3908)7144

社会保険病院、厚生年金病院を政府と社保庁が整理機構へ
国立病院統廃合につづく、国の責任投げすて

9月29日、舛添厚生労働大臣は、病院、介護施設、看護学校をすべて整理機構に出資することを決定し、通知しました。
9月30日、社保庁は「…出資について」の文書を発表し、「10月1日以降RFO(整理機構)の所有となること。経営は、委託している団体に対し、整理機構から委託をして行っていただく」としました。

自治体や住民に意見を聞くこともせず、4月の「自公・与党合意」をそのまま
・9月30日の北区議会決算委員会で、「国、厚労省、社保庁のどこからも、北区の意見を求められたことはありません」と区が答えました。
日本共産党・中川大一議員の質問に対して。
・このことは、くり返し行われた厚労省要請で求めてきた「地元の声はきちんと聞く」との約束さえ守らないという、国民不在の
自公政治そのもの。地域医療をめぐって、重大な問題が山積しているにもかかわらず、国の公的責任を放棄したり、住民の声に耳を傾けない姿勢は、
認められません。

「北社保病院は国立王子の後医療として国が責任をもって開設する」と約束してからまだ4年です。
当時の坂口大臣(公明)が、開設を1年間も先送りした際の、北区と北区民への約束ではありませんか。
地域医療の中核をになう病院を、譲渡・売却だの、廃止だのという「整理機構へ移管」という方針を撤回するよう求めるものです。
5年限りの「整理機構」という組織の寿命は、あと1年半余です。ここに、北区の地域医療の拠点施設の命運をゆだねることは、
とても危険なことではないでしょうか。住民世論が大切だと思います。

社保・厚年病院を移管
社保庁 地域医療の責任放棄
社会保険庁は30日、全国に63ヵ所ある社会保険病院と厚生年金病院を、10月1日から独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)に
移管すると発表しました。各病院の譲渡先は、引き続き検討するとしていますが、今回の決定は、公的病院にたいする国の責任放棄です。
RFOは医療施設を譲渡・売却するための組織。地域医療で重要な役割を果たしている社保病院などの移管にたいしては、全国各地で「病院は存続されるのか」
という不安の声が広がり、「国は地域医療に責任を持て」という住民の移管反対運動が広がっていました。
日本共産党国会議員団も、厚生労働省に「移管の見切り発車は許されない」と繰り返し求めてきました。
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自公政権の総選挙「ごまかし」作戦 国民向けに大みえ切ったのに…

自公姑息/ 後期医療「見直し」一転 「維持」/総選挙へ「ごまかし作戦」
2008.9.28付「しんぶん赤旗」日刊より

解散・総選挙を前に、後期高齢者医療制度をめぐって政府・与党が大きく動揺しています。「大胆に見直す」発言が一転して「根幹は維持する」に-。75歳以上を差別する医療制度への国民の怒りにおびえながらも、制度存続に固執する与党の矛盾です。

 19日夜、舛添要一厚生労働相は突如、75歳という「年齢区分の廃止」など「新しい医療制度の創設」を口にしました。一部新聞は「後期高齢者医療を廃止」と報道。麻生太郎幹事長(当時)も21日、「抜本的に見直す必要がある」と発言しました。こうした発言は、政府自ら制度の破綻を認めるものです。

 一方、制度の堅持を主張してきた自民・公明の幹部たちからは「私はいやしくも政調会長だが、聞いていない」(公明・山口那津男氏)、「抜本的改革というと、もともと全部悪いという意味になってしまう」(自民幹部)と巻き返し。麻生氏も一夜にして「制度自体は悪くない。時間をかけて説明したほうがいい」(22日)と、発言を一変させました。

 23日の自公連立政権合意では「より良い制度に改善する」と、現行制度の堅持を明記。一方で「見直し」をにおわすことで、制度の争点化を避ける与党の姑息な「国民だまし」作戦であることは明らかです。

 もともと舛添氏の念頭にあったのは、企業で働く75歳以上の人が、健康保険組合などに継続して入れるようにするという案にすぎません。対象は、制度に加入する千三百万人のうち約35万人(2・7%)に限定されたものでした。

 与党の「ごまかし作戦」は国民には通用しません。26日放送のANN世論調査では、政府・与党の「見直し」を信用できない人が49%と半数近くにのぼり、信用できる(33%)を大きく上回りました。

 一連のてん末は、自公政権では、国民の切実な願いである制度の廃止には踏み込めないことを明らかにしました。一貫して制度に反対してきた日本共産党を総選挙で伸ばすことこそ、制度を撤廃させる大きな力です。一票もって〓老人一揆〓/高知市老人クラブ連合会会長の川村信夫さんの話 麻生さんや舛添さんが「抜本的な見直し」を言い出しましたが、よく聞いてみると、制度を撤廃する考えはないというじゃないですか。でも「大胆に見直す」と言われれば、廃止してくれると期待する高齢者は少なくないと思うんですよ。

 問題ある制度だと認めるなら、一年もかけて検討せず、すぐにでもやめればいいんです。「詐欺師みたいなことをするな」と言いたいね。

 弱い立場に置かれている高齢者は、なかなか声を上げる場所がありません。選挙は、私たちの怒りを国政にぶつけて、政治を動かす絶好のチャンスです。こんな「見直し」でごまかされることなく、この制度にずっと反対してきたところを大きく伸ばすよう、一票をもって、老人一揆を起こしたいですね。

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