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■保育所待機児増加に見合う計画見直しを

 北区は一昨年度414人、昨年度も237人と保育所定員を増やしてきましたが、今年4月に232人と待機児が大幅に増えたことが明らかになりました。特に0歳1歳2歳だけで222人と大半を占め、滝野川西地区の待機児は0歳から3歳まで50人となりました。育休中の正規・共働きの方でも入れず、職場復帰できなかった方もいました。
 北区は今年度430人、来年度410人の定員を増やす計画ですが、共産党区議団は6月議会で@保育基準を守り年度内にも緊急募集を行うこと、A保育計画を「子育てするなら北区が一番」にふさわしく待機児ゼロをめざす計画に見直すことなどを求めます。

 区の緊急対策として、滝野川2丁目の旧滝野川中学校跡地にできた北区役所分庁舎の庭に1歳と2歳児に特化した区直営の保育所を来年4月に開設する計画が明らかになりました。初年度は1歳児24名のみの募集で、翌年度とあわせ50人規模にする予定です。プレハブ造りの緊急対策ですが、滝野川西地区の待機児解消の一助となれば幸いです。
2016年5月
日本共産党北区議会議員 やまき直人
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