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■特別養護老人ホームへの入所申込みの手順について

 最近、高齢化に伴い家族の方から特別養護老人ホームへの切実な入所相談が増えています。今回、特別養護老人ホームへの入所申込みの手順について、改めて説明をさせて頂きます。北区は、特養ホームへ入所を希望する場合には、入所順序の公平性を図るため、「特別養護老人ホーム入所調整委員会」を設置し、「入所調整の基準」に基づき調整し、必要度の高い方から入所できるようにしています。
 入所調整の基準は、1、要介護度、2、年齢、3、居住期間、4、介護者の状況、5、介護期間、6、その他特別な事情の合計ポイントが最高で155点となります。このポイントが高い方から入所斡旋が行われ、ポイントが同点の場合は、@要介護度の高い方A生年月日の早い方が優先になります。
 申込みができる方は、要介護3以上と認定された方です。但し、要介護1、2の方でやむを得ない事情により特養ホーム以外での生活が著しく困難と認められる方は申し込めます。現在北区には10か所の特養ホームがあり、今年10月には浮間に11か所目が開設されます。

 特養ホームには従来型多床室とユニット型個室とがあり、利用料金が異なっています。ユニット型特養ホームは、1ユニット12人以下のグループを1つの生活単位とし、少人数の家庭的な雰囲気の中でケアを行います。個室のため入居者のプライバシーがより確保されます。従来型多床室は4人で1室を利用し、食事や交流は共有スペースで行うことができます。

 利用料(自己負担額)は介護保険1割又は2割負担額+居住費・食費+その他の費用となります。介護保険1割又は2割負担額は、入所者の要介護度、居室形態により変わってきます。また、居住費・食費は入所者の所得段階により4段階に分かれ、負担限度額の認定申請を行えば負担額軽減を受けられます。

 入所申込みは年2回あり、現在は前期受付期間で、平成29年2月1日から3月31日までです。5月末には順位の郵送があり、順位の高い方から申し込んだ施設より入所の連絡があります。現在の入所希望者は約700人程度で、前期、後期で年間約200人ほどの方が入所しています。すべての施設を申し込むことも可能ですし、区外にも施設があります。入所申込みや利用料金など、わからないことがあれば遠慮なくご相談下さい。

ハブ造りの緊急対策ですが、滝野川西地区の待機児解消の一助となれば幸いです。

2017年1月
日本共産党北区議会議員 やまき直人
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