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 新議会構成と議会報告


 北区議会は、平成26年度の新たな議会構成を決めるため役職交渉委員会を設置し、3日間の交渉の結果、各会派への議会役職と委員の配分が決定され、5月26日開催の臨時会で正式に承認されました。
 今回の交渉委員会は極めて異常な運営に終始しました。本来、交渉委員会の果たす役割は、話し合いを基調にすることと、互いに譲り合うことにあるります。
 ところが今回の交渉委員会は、互譲の精神が発揮されたとは言い難いものでした。その原因を作ったのが公明党議員団でした。公明党議員団は、役職ポストが重なっても、最初からかたくなにポストを譲ることはしませんでした。
 日本共産党議員団は、初日から公明党と重なったポストを重なっていない役職の方へ移動し、交渉委員会の進展に寄与すべきと互譲の精神を発揮しました。ところが、公明党議員団は、最終日の大詰めで、自民党と重なっていた副委員長ポストを手放しただけでした。
 共産党議員団は、話し合いを基調に、互譲の精神で交渉委員会に臨み、最後まで話し合いで解決を図り、選挙での決着は今後に禍根を残すものとして避けようと努力をして参りました。今回、区民生活委員会の委員長ポストで、公明党がどうしても譲らないため、常任委委員会のポストを手放し、選挙を避けるための提案も行ったにもかかわらず、選挙という事態となりました。
 正副委員長互選が投票により行われた例は過去に5回しかありません。投票で行われることは異例中の異例なことで、これまでは最後まで話し合いで役職を決めてきました。今回、投票で決着を付けることになったことは非常に残念なことです。
 日本共産党議員団は、この間、27年間にわたり常任委員会の委員長ポストを必ずひとつは担ってきました。今回、28年ぶりに常任委員会での委員長ポストを失うことになりました。議会第3会派が常任委員会の委員長ポストをひとつも担えないという異例な事態となりました。
 来年の役職交渉委員会は、改選期となり、議会構成が大きく変わる可能性もあります。日本共産党議員団は、来期は議員団としての主体的な力量を更に大きくし、今回のような異例な運営が行われないよう努力します。
 この結果、日本共産党北区議員団は、常任委員会では健康福祉副委員長、文教副委員長を、特別委員会では防災対策委員長、交通環境対策副委員長の役職をとなり、委員長1、副委員長3の役職となりました。
 私は引き続き今期も議員団幹事長を務め、今年度は、常任委員会では企画総務委員会に、特別委員会では交通環境特別委員会に所属します。
 尚、今年度は任期1年の副議長改選期にあたり、民主あすか区民クラブから選出されました。議員選出2名の監査委員については、この間40年にわたって共産党議員を排除する区長の非常に偏った選任がありました。このため、党議員団は区長に改善を求める申し入れを行いました。
 私は今後とも、区民の皆さんから寄せられたご要望に応え、区民のくらし最優先の区政実現めざし奮闘する決意です。

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