山崎たい子の活動日誌

12月31日（火）

2013年の最後の日誌に、4月23日、享年７７歳で他界した「父のこと」を、記しておきたい。

父が声を荒げたことを、私は見たことが無い。
私自身がきつく叱られたという記憶もない。
私の記憶の中の彼は、素朴で、にこにこ笑っている穏やかな人だ。

自己主張するというタイプではなく、気性の強い母の望みを、いつも受け入れて行動するという人だったように思う。

子ども心に、父が格好いいと思ったのは、野球の審判をしている時だ。

いつもは物静かな父が、その時ばかりは「ストライ～ク！！」と、
びくりするような大きな声で、勇ましく手を上げていた。
別人のようだった。

自分が思春期の頃は、誰もが感じるであろう嫌悪感、
何となく、無性に、、、を感じ、ほとんど会話をしなかったように思う。

高校を卒業し、進学のため家を出て、一人暮らしをするようになった2年目の春。
私は交通事故にあい、奇跡的に全身打撲ですみ、入院したことがある。
お見舞いに来てくれた父が、黙って足をさすってくれた。
父への反抗心が、涙と一緒に流れていったのを、昨日のことのように思い出す。

2年前に、久しぶりに北海道の田舎に帰って、父に会った時、
「随分、小さくなった、、、。」と、しみじみ感じた。
その夜は、故郷のとびきり新鮮なホタテやうに、さば等の握り寿司を、
母や弟家族と一緒に、美味しく、楽しく頂いた。

それが、父と会った最期になった。
その時の、静かに笑う父の写真が、
今、私の机の上にある。

親孝行な娘ではなかったなあと思う。
せめて、支えて頂いている地域の皆様に孝行ができるように、、、と、思う日々である。

12月30日（月）

今年最後のお勤め（のはず、、、）。
同僚の福島宏紀区議と一緒に、年末のご挨拶宣伝カーで地域をまわりました。

今年は都議選、参議院選挙と皆様のご支援で、議席を大きく前進させて頂き、その力を発揮して、猪瀬知事の徳州会マネー、裏金疑惑の徹底追及で、知事を辞職に追い込みました。

暮れの臨時国会では、秘密保護法の危険性を明らかにし、国民の皆様と廃案の世論を盛り上げ、政府与党を追い込みました。

年明け早々には、東京都知事選挙が行われます。
消費税増税、秘密保護法強行の安倍内閣の暴走ストップ、清潔、都民のくらし第一の都政改革に向けて、弁護士の宇都宮けんじさんを先頭に、日本共産党も多くの都民、団体と力をあわせて頑張ります。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。と、呼びかけを行いました。

町の皆様から、手を振ってのご声援を、たくさん頂きました。本当にありがとうございました。

12月29日（日）

忘年会デイが続きました。
27日は、議員団の忘年会。
赤羽の商店街のいっかくにある「せおりい」というお店にて。
はじめて入ったお店でしたが、和洋折衷、素晴らしく美味しいお料理に大満足。
1年の労をねぎらい、いっそうの「団結」を固めました！

28日は、今年1月に結成された学習・交流会「トマトの会」の忘年会。

1年間を振り返っての参加者スピーチ、そね都議作成の切りえを景品にクイズ、そして、特別ゲストに、集会でおなじみ「ストップTPP」を歌う、えみむめもさんが参加。
更に、AKBならぬTMTの恋ちゅんのダンスをみんなで踊り、超楽しい時間に、お腹の皮がよじけました！

29日は、子どもの保育園時代の同窓忘年会。
ちょうど、子どもたちは今年、来年と20歳になります。
子どもたちの成長と親の近況報告で、涙あり、笑いあり。

いずれの忘年会も、人生のつながり、むすびつきのすばらしさを、しみじみと実感する時間となりました。

来年の出会いとつながりが、また楽しみです。

12月26日（木）

本日も年末ご挨拶で、地域を訪問しました。

4ヶ月前にご主人を亡くされたお宅では、「でも私、ちっとも寂しくないのよ。60年以上連れ添って、いつも一緒にいたから、姿が見えなくなっても、一緒にいる感じなの」と、85歳の奥様のお話。

「夫に支えられてきた。今も、皆さんに支えられて、こうして生きているので、しっかりしないとね」と、気丈な笑顔を見せてくださいました。

「戦争の時、町中が焼け野原になって、全て失った。バラックで知らない人同士でも、協力しあって生きてきた。大根1本を6世帯で分け合って、食べてきたのよ。その時の事を思うと、どうやったって生きていける」

「いつまでも家で暮らして生きたいの。でも、もし身体が動かなくなって、人の世話にならなければならなくなって、どうしても家では過ごせなくなった時に、安心して入れる施設があるといいんだけど。なかなかないんだってねえ」とお話されました。

ひとつひとつの体験、お話の深さに、頭が下がりました。
戦争の只中を生き抜いて、一生懸命に生きてこられた皆様が、不安なく人生を全うできるように、社会保障を整えることこそ、政治の責任と改めて痛感します。。

12月25日（水）

メリークリスマス！の日。地域を年末のご挨拶で訪問しました

年明け、1月23日告示、2月9日投票で、都知事選も決定し、訪問先でも話題に。

「給料は返上しますと言っていたのに、1000万円の退職金はもらうのかしら。悪いことしてやめるのに、なんでもらうの？」
と、開口一番、区民の皆様より厳しいお言葉。
ごもっとも！！です。

「景気が良くなってきたなんて言ってるけど、全然、実感ないねえ～。どこの話だい」との声も。

地域をまわると、率直な政治への不満、声をたくさん、頂きます。
こうした声に誠実に応えられる政治の実現をと、改めて感じます。

写真は、訪問先の玄関に飾られていた、春先取りの素敵な鉢植え。

「お誕生日のプレゼントよ。」と、嬉しそうに奥様がお話ししてくれました。

訪問には、こんな楽しみもあるのです（＾＾）

12月22日（日）

地域の後援会の皆様と恒例の「ミニミニ餅つき会」を開きました。

後援会長さんお手製のかわいい臼と杵でつく餅つきです。両足で臼を抱え、座りながら杵をつきます。

私も挑戦させて頂きましたが、見ているより、実践は意外と難しい。
思わず、よっ！！よっ！！と、杵をふりおろす度に、声が出ます。結構、力がいります。

ベテランの会長はおてのもの。軽快に、リズミカルにお餅がつきあがりました。

すばらしい～。

お餅は、これまたベテランの女性陣が、食べやすい大きさにちぎって、あんこ、きなこ、大根おろし、納豆にからめて下さいました。

あたたかな豚汁も用意し、集まってこられた皆様と、楽しく、美味しく頂きました。ありがとうございました！！

12月19日（木）

数日、風邪で熱を出し、久しぶりにダウン。
今日はマスクをして、仕事に復帰し、猪瀬都知事辞任表明を控え室のテレビで見た。

「政治家としてアマチュアだった」等と言い訳していたが、それなら、どうして立候補したの？言われても仕方ないだろう。プロか、アマチュアかの問題ではなく、都知事として、都民の立場で誠実に仕事をするかどうかが問題なのではないか。
都民に対する誠意が、全く感じられないと思った。

猪瀬知事の辞職は当然にしても、真相究明は途上。
うやむやでは済まされないと思う。都議団が本会質問でもとりあげた「東電病院の売却」に関して、贈収賄が疑われており、引き続きの究明が必要と思う。

都知事の辞職を受けて、来年の1月23日が告示、2月9日投票で、知事選挙日程が調整されているとのこと。

（実は両日とも、我が家の子どもの誕生日！！）

寒～い中での選挙となるが、都政刷新のチャンスとして、ハートを熱くして、取り組もう！

12月14日（土）

午前中は豊島ふれあい館、午後は堀船ふれあい館で、区長のまちかどトーク（区長が区民と直接対話する会）が開催され、私も参加しました。

今回のテーマは「長生きするなら北区が一番」の高齢施策についてです。

最初に北区から、現在取り組んでいる高齢者の健康づくりやいきがいづくり、介護予防事業などについて、スライドを交えながら報告されました。

その後、区民の皆様から質問や要望が次々と出されました。

「介護保険の生活援助の基本時間が短縮され、サービスが十分受けられなくなった。」

「要支援の方の対応が変わると聞いているが、北区はどう取り組むのか」

「介護施設の実態をもっと把握、調査し、改善してほしい」

「認知症になった方の安全な外出など、どこにいるのか把握できるようにできないか」

「災害弱者の方を町会で訪問しているが、区民に見守り施策のことを更に知らせてほしい」

「一人暮らしのお年寄りが倒れた。緊急通報システムも承知しているが、他に対応はないか」

また、まちづくりの課題についても、「空き家が増えてきているが、安全や防犯からも気になる。区で取り組んでほしい」

「石神井川の水害では、未だに心配がつきない。仮説護岸は残してほしい」

「大雨で水位が上昇して危ない時は、防災無線で知らせてほしい」

「王子駅周辺の再開発の話を聞いているが、どんな内容なのか」

「活気のあるまちにしてほしい」「緑もふやして欲しい」などの声が出されました。

そうした声に、区長をはじめ、関係部長・課長が丁寧に答え、検討してゆく旨の回答が行われました。

まちかどトークは、区民の皆様の声を直接伺うことができ、区長以下、責任ある管理職の方々から、その場で区の対応や見解を聞くことができる、双方の重要なコミュニケーションの場としても、とても良い機会のひとつであると実感します。

12月9日（月）

難民親子のご相談で、四ツ谷にあるNPO法人「難民支援協会」を訪ねました。（HP別途参照）

ご相談の女性はまだ20代。2歳の女の子と6ヶ月の男の子のママです。

事情があって、今は母子3人で暮らしています。

生活のために、保育園に子どもを預けて、働きたいのですが、年度途中で保育園は満員のため入所できていません。

収入がなく、生活が困窮しているので、生活保護は受けられないか？と、調べてみましたが、現在の日本の制度では、難民に認定されなければ、原則、生活保護を受けることができないという事を知りました。

（2012年に日本で難民申請をした人数は2545人。うち、難民と認定されたのは18人）

そこで困り果てて、先の「難民支援協会」へ相談にというわけです。

相談に応じてくださった、生活支援担当のOさんは、とても親身にお話を聞いてくださり、先の見通しも含めて、アドバイスをしてくださいました。そして帰る際に、ミルクや紙おむつ、食料品、生活用品等も分けて頂くことができました。

これらは、理解ある方々のご寄付や募金などで集められたものだそうです。

本当にありがたかったです。

私自身、難民の方のご相談を受けたのは、はじめてでしたが、様々な事情で、母国を離れざるを得なかった人々が、日本に救いを求めてたどり着いても、公的支援は不十分であり、大変厳しい現実があるということを、改めて認識しました。

身よりもなく、先の不安をかかえながら、暮らしている難民親子を、何とかサポートできないか、、、と考えています。

応援して頂ける方がいらっしゃいましたら、是非、声をかけてください。

12月7日(土)

毎年恒例となっている、北区障害者作品展におじゃましました。

区内で活動されている団体や、施設に通所されている皆様が、日頃から作成されている作品や商品が、障害者センターにたくさん紹介され、とても楽しいイベントです。
フェルトで一つ一つ丁寧に作られた布絵本や布おもちゃは、優しさがいっぱい。

手芸品、ビーズアクセサリーや革細工、羊毛で作ったストラップ、竹細工、加工せっけん、鋳物、押し花作品等、等、おしゃれで可愛くて、楽しくなるものばかり、食べ物では、クッキーやケーキ、ジヤムやパン等の他、とん汁や炊き込みご飯、味噌こんにゃく、チョコバナナの模擬店もにぎわっていました。

センターの隣にある、旧いなり公園の銀杏も陽に照らされて、美しく輝き、人と自然のあたたかさに元気を頂いた時間となりました。

12月６日（金）
その２

多くの市民が「強行採決やめよ」「秘密保護法反対」「ファシズム許すな」「自由を守れ」と訴え、国会を包囲している深夜に、安倍自民・公明政権は、特定秘密保護法案を参議院本会議で採決、可決した。

民主主義をふみにじる暴挙、絶対に認めない、許さない。

しかし一方で、秘密保護法は反対！廃案をと、法律の専門家を先頭に、報道関係者、ジャーナリスト、文化・芸術家、国際NGO関係者、そして、多くの国民・市民が、自らの意思で声をあげ、主権者として行動している姿に、大きな希望を感じる。

力強いコールに唱和する声、響くドラムの音。
趣向をこらし、思いをたくしたプラカードの数々。
自転車でのアピール。キャンドルでのアピール。
歌声、ダンスアピールも、、、、。

デモ行進では、たくさんの旗がひらめき、子どもを守る、親や大人の情熱が、強さが、決意が感じられる大きな絵にも出会った。

これこそが、平和と自由を開く民主主義の力だ。

私たちは、その力を信じて、一人でも多くの仲間を増やして、今日から、今から、秘密保護法を廃案にする新たな闘いを、戦争する国づくりを許さない闘いを続けよう。憲法を高くかかげて。

12月6日（金）

北区議会最終本会議を終え、9名の区議団勢揃いで、王子駅北口にて「秘密保護法案を絶対廃案にしよう」と、宣伝しました。

「頑張って下さい」と声をかけてくださる方も多数、また次々とビラを受け取って下さったり、目で合図をしてくれたりと、関心が大きく高まっているのを実感しました。

昨夜から今朝にかけて、ＴＶ等でも自民・公明の強行採決の様子が放映され、多くの方々が矛盾を感じておられるのでしょう

あのような横暴な国会運営は民主主義を否定するものです。日本共産党も多くの皆さんと力をあわせて、秘密保護法廃案を求め、最後までたたかいます。

12月5日（木）

秘密保護法案が夕方、参議院の特別委員会で、強行採決されたとの情報が寄せられた。
本日はTV中継もなく、関係者からのSNSが頼り。映像等でみると、これが採決？理解不能と思える、全くひどい状況である。
日本共産党含め、野党は採決ではない、委員会にさしもどせと要求したようだ。

強行採決の後、王子駅北口にて、区議団、地区委員会合同で、民主主義を壊す暴挙に強く抗議し、宣伝しました。若い男性から、激励や署名も頂き、大変、励まされました。

駅頭宣伝の後、同僚のさがら議員、永井議員の女性3人で、国会周辺へかけつけ、抗議行動に参加。地下鉄から地上にあがると、国会周辺に長だの列で人だかりが。「秘密保護法、絶対反対」「秘密保護法、絶対廃案」「自由を守れ、憲法守れ」と、コールが続きました。

家に帰ってくると、子どもたちがTVで映し出される強行採決の場面をみて、「これって、何なの？」と心配そうに聞いてきて、親子でも話題となりました。

明日の会期末、参議院本会議での強行採決は許さないぞ！！


↑国会周辺の長だの列 ↓王子駅北口で宣伝

12月４日（水）

午前中の北区議会防災委員会の後、お昼に取り組まれた、秘密保護法案、強行採決許さない。廃案求める国会包囲行動、ヒューマンチェーン行動に、同僚のさがらとしこ議員とかけつけました。

労働組合や市民団体、女性団体、宗教者の方々等、たくさんの人びとが集まり、強行採決、絶対反対!! 秘密保護法、廃案に！とのコールが国会周辺に響きわたっています。

私もさがらとしこ議員と一緒に、元気よくコールしてきました。

その後、地元の王子駅に戻り、北区議団として、秘密保護法案廃案求める宣伝を行いました。ビラの受けとりが、日増しによくなり、反応が拡がっていることを実感します。

明日、明後日と最大の山場を迎える秘密保護法案阻止に向けて、緊張感を持って頑張ります。

12月3日（火）

朝は王子駅中央口の東武ストア前で、通勤、通学の皆様に「秘密保護法廃案にしよう」と、およびかけ致しました。

今朝の特別委員会で与党は、明日４日の午前中に総理、ＴＶ入りの審議、午後に大宮での地方公聴会を提案し、夕方６時の理事会で決定する構えだそうです。

明日を締めくくり質疑とし、公聴会を採決の条件にしようとする動きに、野党は猛抗議で、昼から抗議集会も開かれる予定です。何が何でも、強行しようという姿勢、断じて許せません！！

12月2日（月）

本日夕刻、赤羽駅東口にて、北区議会議員有志が集い、秘密保護法案廃案を求めるアピール宣伝を行いました。

日本共産党北区議団9名と民主党、社民党、新社会党の各議員、総勢12名と区民の方々も10名以上参加。

一人ひとり、リレートークで廃案を求め、党派を超えて、熱く訴えました。

今朝の朝日新聞によると、世論調査では賛成は25％、反対は50％、今国会成立を求める声は、わずか14％にとどまり、廃案、慎重審議を求める世論が圧倒的多数です。

政府与党が暴走する時、国民の良識でこれをくいとめ、自由と民主主義を守りたい！！私も廃案を勝ち取るまで頑張ります。

12月1日（日）

いよいよ師走に入りました。

12月6日の国会会期末まで、秘密保護法をめぐる攻防がヒートアップです。

昨日は同僚の福島区議と一緒に、秘密保護法案は廃案を！と地域を宣伝カーでまわりました。

本日は、王子駅中央口の東武ストア前にて、後援会の皆さん、労組の皆さん、トマトの会の皆さん等と、ジョイントで宣伝しました。

国民の8割が慎重審議を求めている中、数をたのんで強行可決は許されません。自由、民主主義を脅かす「秘密保護法は廃案！」との世論を、更に拡げ、日常会話にしてゆきましょう。

▲このページの一番上へ戻る