日本共産党北区議員 山崎たい子
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         最終更新日2017.09.29
決算委員会 産経・土木費の質疑 2017年9月28日
山崎たい子区議
2017年9月28日

1、石神井川のスカム・臭気対策について
 H28年度予算では、水質改善の一環として、地下鉄トンネル内にしみ出てくる地下湧水を活用し、王子桜橋の橋脚から散水する予算が6000万円余が組まれました。

①しかし今年3月の予算委員会の質疑で、請負工事の入札不調で工事が進んでいないという事だったが、現在の進捗状況をお示しください。
【答弁】
H28年度、湧水を貯留するタンク工事が完了し、今年度でその湧水を導入する配管工事を実施している。

工事が完了し、散水できるのはいつか?

【答弁】
今年度中には工事が完了し、実施できる予定です。

 この湧水活用の他に、4~5年ほど前から、川に浮かべた水流発生装置、酸素を含んだ水で強制的に流れをつくっていくものだと認識しておりますが、水の出る6~10月は川の中にはおいておけないという課題がありました。

③これをクレーンをつかって、移動できるようにすることで、出水期も稼働できるようにするための工事も並行していたと思いますが、こちらの工事や稼働状況はいかがでしょうか?

【答弁】
クレーンで水流発生装置を、上げ下げできるので、出水期もできるようになった。ただし、日中の9時から16時まで。また、大雨が降った時なども引き上げるようにしている。

④二つの対策が進んでいるが、物理的に汚泥や川の中の滞留物を除去する浚渫については、この2年間、実施されていない。3月の質疑でも早急な実施を求めた。今年の夏は雨が多くて、比較的暑さが抑えられた。夏のスカムは例年より少なかったかもしれないが、現状では、今も王子駅下流の石神井川は、上流からの汚れた体積物で川面が汚い。臭い、景観も良くない。来年度春からのスカム発生が心配だ。浚渫工事も実施してほしいがどうか。

【答弁】
来年以降、浚渫工事はすみやかに実施していきたい。川に浮いているゴミなども、東京都が実施していく。

2、住宅セーフティネット法改正の北区での具体化を
法改正の内容については、空き家や民間賃貸住宅を活用して、高齢者・障害者・低所得者・母子家庭など住宅要配慮者への住宅提供をすすめるもの。
 そうした方々の入居を拒まない賃貸住宅としての「登録住宅」がはじまるとのことだが、いつから、どのように取り組まれるのか?

【答弁】
10月25日からはじまる。東京都の居住支援協議会に出席している。オーナーにむけて登録をすすめるが、オーナーの側の選択の自由もあり、物件の提供はなかなか難しい状況も予想される。

 民間まかせでは難しい。オーナーさんの不安、区が積極的にかかわることで安心感を得られるようにするのが、他区の先進的な取り組みでも重要だ。
 先ほどの登録制度以外にも、バリアフリーや耐震改修工事の補助や融資、入居負担軽減を、低所得者の家賃捕縄(上限4万円)、「居住支援協議会」の設置などがうたわれています。

⑤北区の考え方、今後にむけての対応についてうかがいます。

【答弁】
23区課長会でも情報を共有し、議会にも相談しながらすすめたい。 居住支援協議会については、今度の委員会視察の項目にもなっている。


 北区の「まち・人・しごと」総合戦略には、シングル世帯のシエアハウスの項目も検討になっていた。精神障害にかかわる区内法人からも住宅確保の要求がでている。是非、北区でも施策推進を求める。
 
 
 
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