女性議員を増やそう!

 あまりにも少ない女性議員を増やすため、1992年に全国の市民や議員がつくった会員組織に「全国フェミニスト議員連盟」があります。

 全国の議会で、女性議員を50%にという目標をかかげ、女性ゼロ議会をなくすキャンペーンや、女性議員増を求めてのロビー活動、女性候補や議員の支援や講座などの政策研究などの活動を実施しています。

 2年前に、政治分野における男女共同参画推進法施行により、国や地方自治体も女性議員を増やすための努力を進めることになりました。

 今月5日に投開票された、北区の都議補欠選挙でも、5人の女性候補が立候補。

 しかしながら、国は20年までに3割の女性登用という目標が達成できないと表明。

日本のジェンダーギャップ指数を押し下げている分野は、政治と経済分野。このままでは、ますます順位が下がる可能性があるのではないか。

 コロナ禍であぶりだされた、女性の貧困、非正規雇用の貧困、女性が担ってきた看護、介護、障がい、教育、保育などのケア労働の処遇があまりに劣悪。

 こうした課題解決を一刻も早く打開し、ジェンダー平等社会を推進していくためにも、政治分野に、議会に、もっともっと女性の参加、進出を望み、取り組みたい。

全国の議会で、女性の進出が25%を超えているのは、東京都だけ!!

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