花川区長、清正教育長に学校整備の緊急提言の申し入れ
2019年2月18日 | 政策・提言
日本共産党北区議員団は、18日、人口増に対応した学校整備を求める緊急提言「子どもたちにゆとりのある教室と豊かな教育環境を」を発表し、同日、北区の花川区長と清正教育長に、提言を生かすよう申し入れをおこないました。
緊急提言では、最新の東京都教育人口等推計や北区人口推計から、今後児童・生徒数が大きく増加することをふまえ、学校施設の整備と、実態にあわなくなった公共施設再配置方針の見直しを求めています。
申し入れに対し、区長、教育長は「対策に万全を期していきたい」と応じました。
都推計によれば、今後5年間で北区全体の小学校児童数は1740人増加(114.3%)、中学校生徒数は568人増加(113.1%)する予測となっています。
増加割合が最も大きい柳田小学校は現在の190人が351人に、84.7%も児童が増え、中学校では神谷中が150人から241人へ、60.7%の増加となります。
小学校の統廃合・削減方針は再検討を
一方で、北区は学校適正配置計画や施設一体型小中一貫校の整備によって、小学校の統廃合・削減計画を推し進めようとしています。
緊急提言では、これまでの予測をくつがえす人口増加という事態をふまえ、小学校の統廃合・削減方針を再検討することを求めています。
公共施設の削減目標の見直しを
さらに、公共施設再配置方針については、今後、過大な削減目標によって、教育環境を保障する学校施設の整備に支障をきたすことのないよう、施設削減目標を見直すよう求めています。