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日本共産党北区議員団
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2018年3月20日号

予算特別委員会の質疑の概略をご報告

小学生にも入学準備金を前倒しで支給 
 新年度予算では住民要望に応えた事業予算が計上されました。その主なものを紹介します。
・中学校に続き小学生就学援助の入学準備金前倒し支給 
・区営シルバーピアを滝野川3丁目に143戸整備 
・コミュニティバス展開方針策定調査費 
・待機児解消をめざし認可保育園等の定員拡大、30から31年度で1000名以上
・学童保育100名の定員拡大 
・30代対象にした若年健診

生活保護の基準切り下げ、国に撤回求めよ
 自公政権のもと今回の3回目の改悪で、生活保護の生活扶助費は単身高齢者の場合、10月から累計26%もカットされ、9万円台から7万円台となります。私は、北区として国に撤回を強く求めるよう要請するとともに、住宅設備の維持補修などに使える「一時扶助」の積極的活用で生保利用者の暮らしを守るよう求めました。

住民税・国保料の滞納相談には生活再建優先を 
 2月に行政視察を行った滋賀県野洲市の取り組みを紹介し、北区も「税や保険料の滞納は生活困窮を知らせるシグナル」との見地に立って生活再建を優先して納付相談を行うよう求めました。
 これに対して区は「生活保護の手続き等の案内をし、その上で生活困窮が客観的に認められれば滞納処分を停止する」としました。

介護保険制度で人工知能導入に危惧
 区民や議会に報告せずに、北区が富士通とともに介護保険制度に人工知能を活用した実証実験に踏み込んだことについて、私は「個人情報保護、介護給付適正化の名の下、給付抑制につながる危惧があり重大問題だ」と表明しました。引き続き実証実験に伴う協定書の解明など質すことが必要となっています。