共産党区議団　再発防止策を提起　
　北区は５ 月11日、健康福祉部生活福祉課（生活保護を担当）の職員２名が保護費を横領したことを公表し、報道各社等にも発表しました。日本共産党北区議員団は声明（別項）を発表し、徹底した原因究明と再発防止に向けた真摯（しんし）な取り組みを求めています。
　北区の公表内容は、職員Ａは担当していた生活保護受給者７人がすでに死亡しているにもかかわらず保護費を不正に支出させ、その額は３０００万円に。職員Ｂ（すでに退職）は自分の知人の名前を使って保護費を１３００万円、不正に支出させたというもので
す。３月上旬、ＡおよびＢの山積みとなった事務机等を整理したところ不正な支出と思われる資料が発見され、内部調査による事実確認がされ、警察に告訴する方針としました。
保育所待機児童は42名に　王子（豊島）地区などゼロ
　５月１日待機児童数が公表され、本年は待機児は滝野川地区42名のみとなりました。区は今年度から２カ年で１千名以上の定員拡大をめざし、共産党は30年度「組み替え予算」で待機児ゼロの更なる前進のため区有施設、区有地活用を提案しました。

○議員団声明( 要旨)　
区民の行政に対する信頼を根底から覆す深刻な事件である。区民に対する謝罪とともに、社会的な困難をかかえている区民、相談者への憲法25条に基づく人権保障及び生活保護業務に直接携わる公務員職場の環境改善にとりくむことを求める。

●区議選予定候補9 人が勢揃い

4 月21 日午後、赤羽駅東口で開かれた日本共産党の街頭演説会で、来年4 月の区議会議員選挙の9 人の予定候補者が発表され( 写真)、福島区議など8 人は続投、八巻区議は交代することになり、後継候補のせいの恵子さんが決意を述べました。