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区政レポート
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事務所 東京都北区赤羽北 3-23-17
TEL&FAX 03(3905)0970
発行 日本共産党区議団
北区王子本町1-15-22
TEL 03(3908)7144 |
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東京北社会保険病院の一日も早い開設と雇用を求めて |
【ひと】
東京・北区の社会保険病院の開設と雇用を求める
広野 信一さん(東京都品川区に妻、2女と暮らす。49歳)
「新病院でデジタル画像など先端の技術で仕事ができることを夢みていました」。
放射線技師歴25年。東京・北区に社会保険庁が建てた新病院の開設を準備してきました。
ところが1月、同庁の突然の方針変更で開設は頓挫。新病院に異動するはずの社会保険都南総合病院の職員100人は行き場を失いました。
夢を打ち砕かれたばかりか、生活の不安に襲われました。
ぼうぜん自失。その背中を健康保険病院労働組合に押され、組合支部長として、4月開設をもとめる運動の先頭に。「仲間に支えられているからね」と静かに語ります。
「黙々と実務を率先してこなす。後ろ姿に胸を打たれてついていく」と組合員から慕われます。北海道の酪農家の二男。小学校高学年から朝五時に起き、搾乳を手伝っていました。それが静かな粘り強さの原点かもしれません。
労組は、新病院の地元北区の住民と連帯して運動しています。「地元の新病院への期待の大きさに、改めて気を引き締めました」。この間、都南病院職員は公的病院などに再就職。就職先のない職員などが解雇通告されました。これを不当として提訴。原告団九人の代表を務めます。
19日に最初の口頭弁論。
新病院の前に設けた事務所で陳述の準備をします。かつての同僚たちから「泣く泣く再就職した。まだ心の整理がつかない。新病院で働きたい」との便りが。
「この人たちのくやしい思いを担って、法廷に立ちます。なぜ開設できなくなったのか、いまだに納得できる説明はない。真相を裁判で明らかにしたい」
文 海老名 広信
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5月19日(月)東京地裁で第1回公判です!
10時~東京地裁710法廷にて
●公判の終了後、弁護士会館内会議室で決起集会(11時~)が予定されています。
●傍聴を希望する方は、当日、東京地裁の1階ロビーに、午前9時半までにお集まり下さい。
※連絡センターは傍聴をよびかけています。
※詳細については、東京北社会保険病院の早期開設を求める連絡センターにお問合わせして下さい。TEL:03-3907-3045
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