Home | ごあいさつプロフィール・私の政策活動報告リンク集事務所案内

Home活動報告区政レポート
2006年 12月15日 通算706号

さがらとしこ事務所 
東京都北区赤羽北 3-23-17
TEL&FAX 03(3905)0970

日本共産党区議団
北区王子本町1-15-22 区役所内
TEL 03(3908)7144

教育基本法 北区議会 徹底審議を求める意見書を採択
~改悪は許さない~

日本共産党の提案 賛成23:反対19
12月8日の本会議も歴史に残る日となりました。
傍聴席にいたA新聞記者は、「眠気がふっとぶほどの瞬間でした」と語っていました。
・賛成は、日本共産党9、社会フォーラム3,21世紀1(以上が共同提案)民主党6,あすか新生3,緑風クラブ1、の6会派(数字は議員数)となりました。
反対は、自民党9,公明党9(一人は議長)そして副議長就任後に「あすか」を離れた一人会派の北クラブでした。
・日本共産党の山崎たい子政調会長が提案理由をのべ、意見書への賛同を求め、多数で可決されました。

国会会期末、悪法の廃案をめざしてがんばりましょう。戦争への道はごめんです。


教育基本法に関する意見書

 今国会に上程されている教育基本法の改定案は、与党のみの出席で衆議院本会議を通過した。
 しかしながら、どの世論調査をみても「教育基本法の改定を、今の国会で急ぐべきではない。」との意見が七割近くを占めている。
 また、教育基本法は改正すべきという人の中からも、改定案に対する是非や、今国会での成立を急ぐべきではないとの声が出されている。
 今、学校教育に関しては、いじめが原因と思われる自殺や、中学校や高等学校での必修科目未履修問題が、子どもや保護者、そして学校関係者の心を痛めている。
 そうした中で、政府主催の公聴会やタウンミーティングで、参加者に教育基本法改定案に賛成の立場で質問するよう「やらせ質問」が行われていたという重大な事態も明らかとなっている。
 よって、本区議会は国会及び政府に対し、教育基本法改定案の徹底審議を行い、今国会で拙速に成立することのないよう求めるものである。
  右、地方自治法第九十九条の規定に基づき、意見書を提出する。

平成十八年十二月八日

衆議院議長   河 野 洋 平 殿
参議院議長   扇   千 景 殿
内閣総理大臣 安 倍 晋 三 殿 
文部科学大臣 伊 吹 文 明 殿

東京都北区議会議長 後藤 憲司
このページのトップへ
「障害者扶養年金制度は拙速に廃止しないこと…」
もうひとつ、日本共産党提案の「障害者扶養年金制度は拙速に廃止しないこと…」の意見書は、自民、北クラブ(すでに自民党に入党)が反対しましたが、賛成多数で可決、採択となりました。
●障害をもつ方、ご家族、支援者の方々のがんばりで、悪法を強行した政府に痛打となっている「自立支援法」。一刻も早く、応益負担をやめさせましょう。

●石原都政の冷たさは、「心身障害者扶養年金を廃止する」という動きにもはっきりあらわれています。
1969年に「自助と互助の精神にもとづく制度」として、親の会の要望にこたえて、革新都政が制度をつくったものです。
親なきあと、せめて子どもたちに残してやりたいという親心に対して、なんと無情な知事でしょうか。

このページのトップへ
必要な介護戻った
101歳母、75歳息子 笑顔

北区 党区議団と本紙に手紙
'06.12.6「しんぶん赤旗」日刊紙より

 「皆様の血の通った適切な対応とご支援が、区も動かして再調査、決定に至らしめた」。北区で介護度が要介護3から要支援1に一気に4ランクも引き下げられ、困っていた101歳の母親の介護度が要介護3に戻り、この間題を追及した日本共産党区議団とそれを報道した本紙に、感謝の手紙が届きました。
 手紙の送り主は、杉山和夫さん(75)です。区役所から、母親のたまさんの介護認定変更通知が届いたのは、10月25日。その後、区から地域包括介護支援センターに連絡するようにとの電話がありました。入所していた介護老人保健施設を退所し、自宅で介護予防に励みなさいという過酷な知らせです。
 たまさんは、不安にかられ、むくみやどうきが激しくなり、日増しに容体が悪化。一時、危篤状態になり、医者から「親族に連絡を取るように」とまでいわれました。そんな母親の姿を見たときの気持ちを杉山さんは「驚きとうろたえの交錯だけでありました」と手紙に書いています。
 杉山さんから相談を受けた日本共産党の中川大一区議は、区分変更を申請し、一刻も早く認定調査と判定をしてもらうようアドバイスする一方、花川与惣太区長に対し、ランク下げの問題を調査し、改善するよう申し入れました。
 また、共産党区議団の2007年度予算要望や区議会代表質問で、この問題を取り上げ、改善を要求。花川区長は11月28日の区議会で、再調査して「必要な認定で介護が提供できる」と改善を示唆する答弁。翌29日には、杉山さんのもとに改善の通知が届きました。
 この間題について本紙は、東京版11月7日付、同29日付で「101歳、重度障害者 容赦なく介護認定ランク下げ 共産党が区長に改善迫る」などと報じました。

「適切な対応」
 杉山さんは書いています。「日本共産党の、さがら(としこ)区議が本会議(代表質問)で、私の母の件を取り上げ適切な対応を直ちに行うよう強く求めてくださいました。また『しんぶん赤旗』も2度にわたって母のことを取り上げて老人介護の実態と問題点を喚起されてくださいました」
 たまさんの容体は、病個室から普通病室に移され、おかゆが食べられるまで回復。しかし、退院になっても、元の介護老人保健施設に戻れるかどうかは分かりません。
 中川区議は「高齢者から介護を取り上げる介護保険の改悪に加え、さらに介護ランクを下げる北区独自の認定基準が、高齢者の命まで奪いかねない事態になっている。一刻も早い改善のために、引き続き頑張りたい」と語っています。

このページのトップへ
30周年 桐ヶ丘バザーへのご協力ありがとうございました
このページのトップへ

前号へ 次号へ

Home | ごあいさつプロフィール・私の政策活動報告リンク集事務所案内

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載をお断りします。
Copytright(C)2002- さがらとしこ事務所
TEL/FAX 03-3905-0970