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3月26日に北区議会第1回定例会が閉会しました。論戦の内容を報告します。 3月5日、私の所属する企画総務委員会では、新庁舎建設用地取得のため、王子駅前の印刷局用地一部の取得交渉に入ることを、議会として了承しました。しかし、現時点では日本共産党議員団は、庁舎用地として認めたわけではないこと、また、庁舎用地については、議会と住民に対し公開性透明性を確保し、今後、区としての説明責任を果たすよう求めました。 次に、私は本会議の代表質問に引き続き、3月7日の予算特別委員会初日に、会派を代表し総括質疑を行いました。 第1に、新年度予算編成における区の区民にさらなる負担とがまんを押しつける姿勢はあらためるべきだと質しました。 第2に、代表質問でも取り上げた、児童手当や就学援助金など差押え禁止財産など、区の行き過ぎた強制徴収は止めるよう強く求めました。 第3に、コミュニティバスの滝野川など新規路線運行計画の実施を求めました。 第4に、住民合意のないまま、まちづくりをすすめようとする区の姿勢です。補助86号線など、都と区による一方的な道路建設に対し、測量の即時中止と計画の見直しを求めました。 新年度予算では北区議員団が予算要望した介護・医療連携による地域包括ケア体制の充実、子育て世帯向けプレミアム商品券の発行支援や認可保育所による待機児解消、区営シルバーピアの建設、すまい改修支援事業(住宅リフォーム助成制度)の継続、災害医療の深井戸整備費補助などが盛り込まれたことは評価しますが、以下に述べる4点の理由から、一般会計予算、国保会計予算、後期高齢医療会計予算に反対し、他の2特別会計は賛成しました。 1、消費税増税や社会保障改悪、秘密保護法制定、集団的自衛権の行使など、くらしや平和を脅かす安倍政権の暴走を容認する姿勢。 2、経営改革「新5カ年プラン」と公共施設再配置方針を相乗させ、更なる区民負担とサービス削減を推し進める姿勢。相談中にもかかわらず、児童手当が振り込まれた数日後に普通預金残高をゼロにする強制徴収はあまりに非情。 3、特定整備路線など、住民の合意のないまま、まちづくりをすすめようとする姿勢。 4、国保料、後期高齢医療保険料の更なる値上げ。 |
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