区民事務所分室全廃
ミニコミ滝野川読者のみなさんには、昨年の都議選、衆議院選でのご支援ご協力に、心から感謝申し上げます。
北区議会第4回定例会に、区内に7箇所設置されている区民事務所分室(浮間、桐ヶ丘、神谷、十条、豊島、滝野川西、東田端)を平成30年10月1日から全廃する条例改正案が提出されました。分室では、3つの区民事務所の出先窓口として、戸籍や住民票、印鑑証明などの発行や各種収納事務を取り扱っています。年間処理件数約10万件もの分室を全廃すれば、重大な区民サービスの切り下げになります。
滝野川西区民事務所分室が廃止されれば、利用者は区役所別館の王子区民事務所まで出向かなければなりません。特に、板橋駅周辺の住民は区役所への交通の便が悪く、大変なことになります。今でも、王子区民事務所は3、4月の繁忙期には5時間待ちとなり、滝西分室が廃止されれば更なる混雑が予想されます。区はマイナンバーカードを使えばコンビニで住民票などを取得できると宣伝していますが、区のマイナンバーカードの発行率は9月11日現在で11%です。高齢者や障害者などがコンビニでマイナンバーカードを使いこなすことは大変です。日本共産党北区議員団は、12月4日開催の最終本会議で分室廃止の条例改正に反対しました。 |