昨年は安倍政権の暴挙に国民多数が不安と怒りを広げた一年でした。外国人労働者の受け入れを拡大する入国管理法改定案や水道事業を民営化する水道法改悪案など、臨時国会ではろくな審議をしないまま野党の反対を押し切り、問答無用で法案の強行採決を繰り返してきました。
今年は、安倍政権が狙う憲法９条改憲、消費税１０％への増税、原発再稼働などにストップをかける大切な年です。４月の区長・区議会議員選挙と７月の参議院選挙で驕り高ぶる安倍政権に厳しい審判を下し、一刻も早く安倍内閣を倒そうではありませんか。
北区議会でも自民・公明が、毎年のように繰り返される国民健康保険料や介護保険料の引き上げを推進し、学校や児童館、区民事務所分室など公共施設の削減を推し進めています。住民や商店街に立ち退きを迫り、「まちこわし」に他ならない大型道路計画や十条駅前再開発事業も、「自公対日本共産党」の対決構図は鮮明です。
日本共産党北区議員団はこの４年間、毎年予算組み替え提案を区議会で行い、４８項目の提案のうち、区立直営を含めた認可保育園や低料金の多床室を備えた特養ホームの増設、就学援助入学準備金の前倒しと増額、感震ブレーカーの無料配布など、少なくとも１９項目を実現・予算化させてきました。
これらの政策を実現できたのは、９人の日本共産党区議団の存在があったからです。４月の区議会議員選挙で私は引退し、私の長女の「せいの恵子」が後継者として立候補を予定しています。私同様に「せいの恵子」へのご支援をお願い申し上げ、新年のごあいさつと致します。 |
