JR東日本旅客鉄道株式会社 東京支社 御中
2009年3月23日
日本共産党都議会議員 そねはじめ
日本共産党北区議員団
JR王子駅南口汚水の石神井川垂れ流し問題に対する緊急申し入れ
私どもは、JR王子駅南口トイレ汚水が、石神井川に垂れ流しされている問題を、3月16日 の北区議会予算特別委員会において、質問でとりあげました。この事をきっかけに、新聞、テレビなどでも、大きく報道される事となったのはご承知の通りです。
その後、3月18日になって、東京都は2年前から、この事実を招致していたにもかかわらず、対策をとらずに放置していた事を認め、都議会にて下水道局長が陳謝するという事態となりました。
これらの事は、世論の厳しい批判となっています。
実態としては、昭和41年の公共下水道工事の際、雨水管に接続されて以降、貴社のトイレ排水が40年以上にわたり、石神井川に流されてきた事となり、下水道法違反、河川法違反の疑いなども濃厚な状況となっています。
この間、川の沿線住民は、長年にわたって悪臭に悩まされ続けてきただけでなく、4年前には護岸の決壊で、約400世帯の住民が浸水被害にもあっております。
日本共産党は、この異常な事態に対し、以下の点について東京都と共に、真摯に取り組まれるよう申し入れるものです。
記
1,原因について徹底的に究明し、住民、議会、北区などに説明と謝罪を行うなど、誠実な対応を行うこと。住民に対しては特に、地域ごとに説明会を行うこと。
2,今後の再発防止と本格的な対策工事を行うこと。
3,これまでの悪臭や衛生など、河川汚濁についての責任にもとづき、住民への損害賠償を行うこと。
4,これまでの悪臭対策費の支出に対し、その責任を果たすこと。
以上