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少子化事情<番外編>子育て世代の願いは…
しんぶん「赤旗」4月12日付より |
「お産にお金がかかりすぎ」「親の働き方変わらないと」「これでは子ども生めない」
いっせい地方選の後半戦を目前にして、東京都北区の山崎たいこ区議を囲んで、子育て中のお父さん、お母さんが語る会を開きました。参加したのは、二十代、三十代の二十三人の父母たちと十九人の子どもたち。地域のこと、子育てのことについて、さまざまな要求が出されました。
「せめて公共施設には授乳室やオムツ替えのできる場所をつくってほしい」「駅にエレベーターがないので、ベビーカーで出かけたとき困る」「公園にもっと楽しい遊具がほしい」「歩道のない道路が多くて、子どもが歩くのに危ない」「子どもはADHD(注意欠陥多動性障害)。学校の先生の配置を手厚くしてほしい」…。
盛り上がったのは出産費用のこと。社会保険から支給される「出産育児一時金金」が、昨年十月から五万円増額され三十五万円になりました。ところが、「少しは助かると喜んでいたのに、もうすぐ出産する病院が分娩(ぶんべん)費を五万円値上げしていてショックを受けた友だちがいる」とのこと。「子どもを産むのにお金がかかりすぎる」一人目のとき四十九万円かかり、病院をいろいろ探して二人目は四十五万円。三人目はもっと安いところがあると分かり、大きなおなかで急きょ転院した」「入院するとき前金二十万円といわれ、破水していたのにお金を下ろしにいった」など。
「こんなんじゃあ、子どもを産もうと思えない」とお母さんたちが口々にいっていると、一歳の男の子を育てている
父親が発言。前の職場は毎晩遅くまで激務だったため、給料が減ることを覚悟で転職。「お金の問題も大きいけど、朝早くから夜遵くまで拘束される親の働き方が変わらないと、子どもをほしいと思えない」といいました。
山崎さんは、一人ひとりの声にていねいに応え、「子育てしやすい町づくりをみなさんとすすめていきたい」と決意を語りました。参加者からは「こんどはもっと大勢でやらなくちゃね」の声もでました。
小さな子どものいる親が集まるのはなかなか大変です。準備も当日も手間がかかりました。でも、そんな普通の生活を送っている人たちが、声をあげ、行動したとき、社会や政治が大きく変わっていくのではと実感した会でした。 (尚) |
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