日本共産党北区議団(9人)と党北地区貧困打開・生活防衛対策本部は8日、5千万件もの年金記録が「宙に浮いた」問題の解決と、住民税増税の中止を訴え、同区の王子駅前で宣伝と署名活動を行いました。
各区議が、かわるがわるマイクを握り「5千万件もの年金加入記録が宙に浮き、これでは保険料を納めているのに、それに見合った年金が受給できなくなります。こんな事態にしたのは政府と社会保険庁です。社会保険庁を民営化したらその責任も宙に浮いてしまいます。政府の責任で解決すべきです」「定率減税廃止で、住民税が2倍になった人がたくさんいます。増税の中止を」と訴えました。
約一時間の行動で、68人の署名が集まりました。
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宣伝・署名にとりくむ党北区疑団と北地区対策本部=8日、北区・王子駅前 |
署名に応じた区内の福田ひで子さん(62)は「42年間働いて、いま年金で生活していますが、年々減らされてたいへん。これからもらう人は、もっとたいへんになるのに、国民に、払うべき年金も払わない。そのうえ増税なんて許せない」と話していました。
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