6月29日、北区議会本会議で、王子小学校と王子桜中学校の改築
(本体工事38億円余)請負契約が、自民、公明、北区民クラブ、ほくと声の賛成多数で承認されました。
反対は共産、あすか新生、新社会、民主クは棄権退場。
本会議での討論は日本共産党八巻直人幹事長だけが行いました。
以下に、この案件に反対した理由(大きく3点)を紹介いたします。
1,談合をくり返し、現在、処分を受けている企業に、区民の税金を使って学校建設をまかせてよいのか?
(1)談合というルール違反に手を染めた企業が、社会的に厳しい指弾を受けるのは当然
(2)今回の案件を落札した企業は、談合で何度も処分を受けており、しかも処分を隠して、入札に参加してきているという悪質な対応をしている。
2,談合企業をかばい立てする北区の不可解な姿勢
(1)他の自治体では、談合が明らかになった際、仮契約の解除、契約の辞退勧告、入札のやり直しなど、厳しく対応している。
(2)なぜ、北区は談合企業に毅然とした態度がとれないのか?
3,「こどもたちのために(平成21年4月開校予定)今、契約が必要」と区や賛成派は言うが、正義と大義を貫くことこそ、子どものためではないか。
今後はみんなから祝福されて開校の日を迎えられるよう、心から願うものです。
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