北区介護保険給付費
3年間で83億円余らせる |
日本共産党の追及で明らかに 22日の北区議会第1回定例会で、日本共産党を代表して質問に立った福島宏紀区議は、北区が介護保険給付費を3年間で83億円も使い残していたことを明らかにし、改善を求めました。
介層が必要な高齢者のサービスに直接結びつく介護給付費ですが、05年度に27億円、06年度に24億円、07年度に32億円も余らせていました。07年度については今後確定する決算でさらに使い残し額が増える可能性もあります。
の本共産党北区議員団はこの間、北区が独自の認定基準を持ち込み、他の自治体にはみられない異常な認定ランク下げをすすめてきたことを正面から批判してきましたが、財政の面からもこのことが裏づけられた形です。
福島区議が「結果的に取りすぎた保険料は区民に返すべき」と追及したのに対し、区側は「次期介護保険事業計画の策定作業の中で具体的に検討する」などと答えました。 |
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地域医療を守ろう!
北社会保険病院を拡充させる会が結成総会
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社会保険庁の解体にともない赤羽台の北社会保険病院と老健施設「さくらの杜」の存続が危ぶまれている問題で24日、地域住民らが「私たちの大事な病院と介護施設を守ろう」と「東京北社会保険病院の拡充をもとめ、地域医療をよくする会」(略称・北社保病院を拡充させる会)を発足させました。
この日の結成総会には、強風にもかかわらず95人もの参加者が、会場となった北赤羽区民センターにつめかけました。結成にいたる経緯や情勢報告をうけて、会場からは「病院で働く人たちと共同できるとりくみに」「85歳を過ぎた。死ぬまでめんどうをみてくれると思っていたが、こんな事態になろうとは。絶対に北社保病院は残してほしい」など、活発な意見が出されました。
花川与惣太区長からメッセージが寄せられ、日本共産党から、そねはじめ都議、さがらとしこ、中川大一、のの山けんの各区議が参加しました。 |
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