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JR王子駅周辺の石神井川 |
3月16日(月)の北区議会予算特別委員会において、日本共産党中川大一区議会議員の質問に対し、北区は「先週金曜日の夕方電話で、JR東日本総務部から、JR王子駅南口の汚水が、長期にわたって流れていたことが報告された。今週、JRをよんで、事実関係を確認し、謝罪も含め、毅然と対応したい」と答えました。
16日の北区議会での質疑に先立ち、日本共産党北区議員団とそねはじめ都議会議員、池内さおり衆院12区青年部長は「石神井川にJR王子駅南口のトイレ汚水が流されている」との情報を受け、3月13日(金)の午前中、JR王子駅長、及び東京都下水道局を訪ね、「JR王子駅南口の排水に関する調査についての申し入れ」を行い、早急なる調査、対策、公表を求めました。
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JR王子駅南口のトイレ |
その席で、東京都下水道局総務部長は、1.「3月はじめ、川底近くの排水溝から、汚水が流れているのを工事関係者が発見した。」 2.「汚水は王子駅南口のものであると特定し、3月4日にトイレを閉鎖させた。」 3.「かなり長期にわたって、流されていた可能性がある。」(水洗化されたのは昭和30年代)、4.「トイレの処理は、すべてJRの敷地内のことなので、責任は所有者側にある。」、5.「現在、JRと北第2下水道事務所で原因を調査中」である事を明らかにしました。
中川大一区議は、この事態をとりあげ、北区に対し「石神井川の悪臭、清潔については、住民や北区としても、長年、改善に向け取り組んでいた事であり、JRの対応に強く抗議を表明する。早急に原因と責任を明確にし、住民への謝罪、経過の説明を行うべき」また、「下水道法、河川法違反の疑いも浮上している。損害補償、悪臭対策のための原因者負担の問題、再発防止対策などの課題解決のためにも、北区議会建設委員会にJRからの説明を求める」とし、JRに対して、住民、北区、議会あげての対応を強く求めました。
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