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さまざまな要求や質問が出される懇談会。右から3人目は市田書記局長、そねはじめ都議 |
日本共産党の市田忠義書記局長は23日、東京都北区で自治会役員、商店会役員、中小企業経営者ら各界の人たち33人と懇談しました。市田さんが「政治や社会への思い、日本共産党に対する考えをお聞かせください」と述べると、出席者からさまざまな意見、要望が出されました。
障害者団体の会長は「生活保護レベルの所得保障もない。障害者が生活できる年金を保障してほしい」と発言。団地自治会の役員も「高齢者の年金では高い家賃は払えない。高齢者や子育て世代が暮らせる家賃補助を作って」と要望しました。
中小企業経営者は「大手が他区から来て安い単価でダンピングして、公共事業を持っていく」「仕事が以前の半分以下になっている」などと窮状を訴え、商店会会長も「大手とは価格競争はできず、客を奪われてしまう。商店街を保護する政策を考えてほしい」と語りました。
東京土建一般労組の役員は「共産党の政策はすばらしいのに少数派。宣伝の仕方を改善したらどうか」と質問しました。
市田さんは「いただいた切実な思いを受け止め、一歩でも二歩でも実現させるために頑張る」と答えました。
「いいことを言うのになぜ伸びない」との疑問について、民意をゆがめる小選挙区制にもふれつつ、「日本共産党として努力すべきこと」として、「赤旗」読者など地力をつけること、国民とともに考えともに行動する活動スタイルを身につけることをあげました。
また市田さん自身が「アカ」だけにはなるなと母親にいわれた経験も紹介し、「政策とともに理念や歴史など日本共産党を丸ごと知ってもらい疑問を解きほぐしていきたい」と語りました。
懇談には、そねはじめ都議、池田真理子衆院東京比例予定候補、池内さおり東京12区予定候補も出席しました。 |