豊島5丁目団地で住民らの質問に答える小池氏(左) |
「おっ、小池さんだ」「テレビ討論でみたよ」。演説が始まると立ち止まる人の輪が広がります。菅直人新首相が指名されて最初の日曜日となった6日、激戦の参院東京選挙区(定数5)で必勝をめざす日本共産党の小池晃政策委員長・選挙区候補は「国民の願いをさらに前にすすめる新しい政治の実現へ日本共産党の前進を」と、
都内各地を寸刻惜しんで走りました。
「頑張ってほしい」
「まちかどトーク」2カ所目の北区の豊島5丁目団地(約5000世帯)でも、団地内広場に聴衆が集まりました。
車いすの妻と一緒に参加した障害者の男性(58)が「民主党は、障害者に負担を強いる障害者自立支援法を廃止すると言ったのに、自民・公明の改定案に賛成した。廃止へ、共産党に頑張ってほしい」と要望。小池さんは、「障害者のことは障害者抜きで決めないという約束だったはずです。短時間の審議で、存続が前提の法案を委員会で通したのは絶対に許せません」と、廃止への決意を語ります。
4月の事業仕分けで民主党政権がUR(都市再生機構)の賃貸住宅を民営化する方向を決めたことについて「年金生活者が多いので、民営化は困る」との意見が出されました。
小池氏は、「住まいは人権です。国の責任で、UR住宅など公共住宅を増やすのがあたりまえ。『市場家賃だ』といって家賃を上げ、UR住宅を縮小することに反対です。真っ先に仕分けするのは、アメリカ軍のための再編経費や、憲法違反の政党助成金じゃないでしょうか」と語りかけると、遠くで聞いていた人たちからも拍手が起こりました。
「いいとおもいます」
買い物袋を両手にした女性(56)は、「公団住宅の民営化という仕分けはおかしい。前回の選挙では自民党でしたが、共産党の意見はいま、基本的にはいいと思っています」といいます。
小池あきら参議院議員
まちかど何でもトークin豊5団地ひろば |
(左)司会をつとめた山崎たい子区議
(右)質問に答える小池あきら参議院議員 |
「医療や介護の負担を軽くしてほしい」
「米軍への思いやり予算をやめて、私ら高齢者や国民にこそ、思いやりを」
「子ども手当もいいですが、もっと保育園の待機児解消や教育環境を良くする方に力を入れてほしい」
「日本共産党の志位さんは、アメリカに行って基地撤去や核兵器廃絶の声を伝えてきましたネ」等々。
たくさんの意見・要望が出され、小池さんが一つ一つ丁寧に答えました。 |
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