7月23日、そねはじめ前都議と日本共産党北区議員団は東京都と首都高株式会社に要望書を提出し、
1、 水害被害の原因究明と責任の所在を明らかにし住民への説明を行うこと。
2、被災住民・商店・中小企業などの 生活・営業補償を行い、再建への支援策を講じること。
3、溢水した護岸の嵩上げや補強を、他の工事に優先させて直ちに行う緊急策を実施する。
4、石神井川全体の危険箇所総点検。上流からの雨水を河川に流入させないための総合治水対策(浸透機能向上、貯留施設の整備、下水道などの合流式から分流式の改善など)で、下流に負荷のかからない対策を講じ るよう要請しました。
7月23日、東京都に要請する北区議員団とそね前都議
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首都高株式会社に要請する山崎たい子区議とそね前都議 |
東京都建設局防災課長は「今回、溢水した護岸は5、6㍍。50㎜ 対応はされていたが、結果としてあの部分が弱かったんだろうなあと思っている。今後については、首都高と何ができるか考えたい」と答えました。 首都高株式会社は「溢水した部分の護岸は、将来的には5、8㍍にするもので、工事の途中だった。都と北区の指導の下、緊急に新たな護岸を整備することも含め、今後の対応を考えたい」と答えました。
山崎たい子区議は「50㎜対応ができているということで、大きな水害被害を2度も受けた住民は到底、納得できないし、完全に弱い部分となった所の安全性が脅かされていいというわけではない。水流実験でも、5年前の事故からも次に危ない地点と予見しなければならなかったはずだ。東京都と首都高の安全上の管理責任が甘かった。まずは一日も早く、緊急対策を実施し、被害住民への生活営業支援を行ってほしい」と重ねて 要請しました。ご参照「そねはじめレポート」←ここをクリックして下さい
溝田橋から溢水した護岸を撮影。5.6mの護岸約70mに水害の後、土のうが積まれた。
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溢水護岸の下流はI型鋼がのり、すでに5.8mの高さになっていた |
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