笠井衆院議員、田村参院議員、北区議員団が北社保病院を視察
病院側と懇談する笠井、田村両議員と北区議員団 |
・9月22日、日本共産党の笠井亮衆院議員、田村智子参院議員、そねはじめ前都議、日本共産党北区議員団は、同病院を視察しました。
RFOの期限が2年延長されましたが…
・8月の臨時国会では、全国62の社保病院と厚生年金病院を保有している整理機構(RFO,当初は5年の期限で、ことし9月30日までとなっていました)の期限が2年延長されました。
しかし、これらの病院を「民間売却ではなく、公的な形で存続を」と望む声は、全国各地で広がっています。
“北社保”を今のままで残して
・“北社保”は、東京北社会保険病院のニックネーム。
地域医療振興協会が委託を受け運営しています。
土地や建物は、国有です。
住永佳人院長らと意見交換
・国立王子病院のあと医療として、その機能を引きつぐ形で、6年前に開設されました。
それまでには、実に20年もの住民運動がつづけられ、現在もその運動はひきつがれています。
・今では、北区にとって、地域にとっての拠点病院として、産科、小児科、ICUなど280床を備え、24時間365日の小児救急も担っています。
・住永院長は「フルオープンから5年。十分ではないにしても、地域医療に貢献できているのではないかと自負しています」とのべられ、引きつづき協力を要請されました。
「新生児特定集中治療室(NICU)や第3次救急など100ベッド増床したい」
・産科医でもある塩津英美管理者は、病児や病後児保育の実施など、将来構想を説明しながら、「仮にどこかの法人が買うにしても、いまの水準を維持できません。私たちの医療環境と機能を守ってほしい」と、公的医療での存続を求めました。
「10月1日からはじまる臨時国会で存続法を成立させたい」と、・笠井、田村両議員は、力をこめて表明しました。
区議会でも総力をあげて公的存続と拡充へ
・現在、決算特別委員会開会中です。自治体北区には「意向調査」の依頼が厚労省から届いています。 |