北区第5期介護保険事業計画公聴会で示されたスライドの資料より |
北区第5 期事業計画公聴会開かれる
介護保険制度は、今年度で第4期が終了、2012年度からの3年間が第5期事業計画となります。このほど
北区第5期事業計画についての公聴会が、3会場で開かれました。
認知症対策、医療・介護連携を
新しい計画では改正介護保険制度をうけて認知症対策と医療・介護連携の強化を重点化、地域包括支援センターを中心に、医師会・歯科医師会・薬剤師会・訪問看護ステーションなどとのネットワークの構築をめざすとしています。
介護保険料はどうなるの?
一方、保険料は基準月額で「約5000円となる見込み」とされましたが、今後、介護給付費準備基金を活用して、保険料の軽減をはかるとしています。
北区の準備基金残高見込みは2011年度末で約16億円で、このうち2分の1を活用すれば約296円、4分の3を活用すれば約444円の保険料が軽減できます。
第4期の現在は、第3期の「認定ランク下げ」によって積み上げた34億円近い準備基金の約半分を投入させ、
23区で最も低額な保険料となっています。
保険料をどの程度まで抑えることができるかは、大きな課題です。
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