北区母親連絡会が主催した講演会「自然エネルギー開発で安心、安全な社会を~原発ゼロをめざして~」に参加しました。講師は大友詔雄自然エネルギー研究センター長( 元北大工学部助教 )です。
北区母親連絡会会長の上野さんが主催者挨拶 で「原発は核兵器と同じ。こどもや孫に多くのリスクを背負わせるもの。スエーデンやドイツ、また日本各地でも原発に頼らないエネルギー転換をすすめている。原発をなくして再出発ができる日本、社会の再生を考えていきたい。講師の大友先生は早くから自然エネルギーの実用化に向けて、研究、実践をすすめてきた方。今日は母の日。大友先生のお話をお聞き頂けることは、皆様への最高のプレゼントと自負しています」と挨拶がありました。
大友詔雄さんの講演は、ドイツの先進的な取り組みを紹介。「原子力エネルギーに、反対でも賛成でも、原子力エネルギーをリスクのより少ない技術によって、生態学的・経済的・社会的に配慮した方法で代替できる」 こと。「エネルギー転換をすすめることによって、数多くの企業が創設され、新たな雇用を生み出す。脱原発は高い経済効果をもたらすチャンスである」 と提言されており、自然エネルギーへの転換で、ドイツではすでに37万人の雇用も生まれていると紹介されました。
熱く語る大友詔雄さん
5月5日の東京新聞で=北の不屈な科学者=と紹介されました
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大勢の参加者が熱心に聴講 |
日本でも太陽光パネルの設置が進んできているが 地域の人がいかに参入できるか、地元企業をいかに使うか、地域内経済効果を考える視点がとても重要 と指摘され、北海道内ですでに実証されている実例を紹介しながらお話しされました。
質疑・応答の中で、山崎区議は 北区の取り組みを紹介(ここをクリック) 。大友先生は 「都市において、建築物の一つひとつに環境の総合的な取り組みを盛り込む事は、非常に重要」 「太陽、風、バイオマスにしても、エネルギーが 取り出せるという事を住民が実体験する事が推進の上で、とても大切である。」 と北区の取 り組みにも期待をよせました。
5月19日(土) AM9:30~PM4:00
「ソーラーパネル作成講座」
場所:北区「みどりと自然の情報館(エコベルデ)
参加費:3000円
申込:実行委員会 すずめ工房 鈴木さんへ
TEL:070-5024-4282 |
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