党区議団の要請うけ、区が申し入れ
○この間。自衛隊が「災害訓練」を名目にして、23区を全域で区役所を宿泊地とする訓練を行おうとしている実態が明らかになりました。
○新聞報道も相次ぎ、区民からも「迷彩服で庁舎敷地に宿泊するのはやりすぎ。やめてほしい」との声がよせられています。
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○北区議員団は7月3日と9日に2度の区長要請と防災委でも指摘しました。 |
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7月9日の陸上自衛隊「連隊災害対処訓練(23区展開訓練)」に関する申し入れ(要旨)
北区防災対策特別委員会や各紙新聞報道、わが区議団の独自調査などの中で今回の訓練の内容が明らかになってきたのをふまえて、再度要請をおこなったものです。
=訓練の問題点が浮きぼりに=
第1に、自衛隊法83条が自衛隊の災害出動は関係自治体からの要請が前提であるとしているにもかかわらず、今回は自衛隊単独でおこなわれることです。法律に抵触している恐れがあります。
第2に、迷彩服の隊員が市街地を闊歩すれば、訓練とは知らない一般市民を無用におびやかすことになりかねません。
第3に、第1師団広報は、区役所の使用については訓練ではないとのべています。区側が拒否すれば、駐屯地に帰るだけだとしています。事実、23区内でも宿泊を拒否している自治体は多数にのぼります。
これらをふまえ、申し入れでは以下の2点を求めることにしました。
・自衛隊法の趣旨にも反し、区民の日常生活に重大な支障をきたす恐れのある「連隊災害対処訓練」の中止を自衛隊に求めること。
・16日夜の区役所内での宿泊については、あらためてこれを拒否すること
そして…自衛隊側から区役所駐車場での宿泊を撤回と北区に変更の申し出がありました。
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