◇425億円の基金はくらし応援に 代表質問 八百川 孝議員◇
26日の本会議では八百川孝議員が代表質問。北区は今年度の予算編成で「年度末には財政調整基金(福祉などに使える積立金)は払底する」等としていましたが、実際には過去最高の約125億円を積み上げました。
八百川議員は「北区の財政危機演出で、区民は要望を抑制してきた。区長は反省すべき」と追求。更に今年度末の主要5基金の残高が約425億円に達していることを指摘。
これらの基金を保険料の負担軽減や高齢者福祉施設の増設、雇用や中小企業支援、保育・教育等、くらしと営業を守る緊急対策に重点的に活用すべき」と強調しました。
更に、北区はこね荘の売却、私道私下水改修費の有料化、高齢者ヘルシー入浴券の自己負担増等は行う必要はないと訴えました。
また、自治体財政をも圧迫する消費税大増税は、きっぱり反対すべきと求めましたが、区長は「国が決めたもの」などと答えました。
◇災害時の福祉避難所・障がい者の社会参加拡充を◇
一般質問 ながい ともこ議員
27日の個人質問ではながいともこ議員が、東日本大震災の教訓を生かし、災害時要援護者のための「福祉避難室・福祉避難所」の充実(開設訓練の実施や備蓄物資の拡充、区民周知や関係機関との連携強化)
を求め、区は「定期的な避難訓練にあわせ実施」と答弁。
更に、障がい者の移動支援や雇用の拡充を求めました。 |