5月12日(日) 住民説明会開かれ 不安や心配の声 次々と
王子駅南口駅前の旧テニスコート、駐車場
のあった、約4200㎡の敷地に(仮称)王子駅前
計画と称して、33階建て(246戸)と7階建て
(55戸)の分譲マンションを新築するとの標識
が、4月末に設置されました。
建築主は近鉄不動産(株)、京阪電鉄不動産
(株)及び(株)長谷工コーポレーションの3社で、
施工者は長谷工コーポレーションです。
5月12日(日)には、北とぴあで住民説明会が
開かれ、近隣住民約60名が参加。「なぜ王子駅
南口に33階なのか」「考えられない高さだ」「かな
りヘビーな建物。地下の掘削もかなりのものだ」
「風の影響がとても心配」等、景観への影響、建
物の圧迫感、日照や風害、電波障害、工事中の
騒音・振動、家屋被害、交通混雑等を懸念する
意見や心配が次々と表明されました。
説明した長谷工の開発推進部長は「タワーマンションは商品性がある」「環境や景観が大きく変わるのは事実だが、階数をさげることはできない」「地下のボーリング調査は済んだが、構造計算や地下の基礎の深さ、どの程度のものかはこれから」「販売価格は未定。王子駅前なのでそれなりの価格。ローンの組める、お金のある方が購入する」「工事は日曜日のみ休みが基本」「風害はシュミレーションで心配ないと思うが、マンション完成後どうなるかわからない。何かあったら協議、対策する」等と回答し、住民の納得が得られるものではありませんでした。
事業者は説明会の内容を議事録にまとめ、区役所に提出し、今後も地元、住民との話し合いを大切にし、新たな質問・意見についても、書面で返してゆくと答えました。 |