6月15日(月)、そねはじめ都議と共に、早期実現を要請している、練馬区の石神井川取水施設工事現場を視察し、工事の進捗状況を、第四建設事務所の工事第二課長より説明を頂きました。
この石神井川取水施設は、平成22年7月の集中豪雨により、石神井川の下流である、北区の堀船・豊島地域で400世帯を超える水害被害がおこった事を契機に、計画が立ち上がったものです。
すでに工事が進められていた、練馬区白子川の巨大地下調整池に、石神井川の洪水も取りこむことで、下流の負担を中流域で軽減し、水害防止をめざすもので、水害後、そね都議と山崎たい子区議が、都と区に強く要望したものです。
地下調整池のシールド(内径10m、長さ 3.2㎞、21万2千トンの容量)と、到達立杭(内径23m、深さ48m)は、すでに完成。現在工事中の、石神井川から河川水を取り込む取水施設の完成は、平成28年度末とのことです。
前回の集中豪雨から5年目を迎えました。雨期を迎え、一日も早く、完成してほしいと、願わずにはいられません。
|
図は、東京都のパンフレットより紹介します。 |
|
←石神井川取水施設の機能
○石神井川の水位が一定以上になった際、河川水が堰を超えて取水施設に流入します。ゲートを操作することにより、河川水はドロップシャフトを落下し、トンネル内に貯留されます。
○貯留された河川水は、石神井川の数位が十分に下がっていることを確認した上で、排水ポンプにより石神井川へ排出され、石神井川の取水施設は、次の洪水に備えます。 |
|