１２月１２日（土）、堀船1丁目「リーブルテック
工場跡地」（旧東京書籍印刷工場）の工事説明会に参加しました。会場となった堀船1丁目会館は近隣住民でいっぱいに。
冒頭、リーブルテック会社部長より「ご近所の皆様に迷惑をかけている。お詫び申し上げます。
解体工事については、何とかご理解・ご協力を
お願い申し上げます」と陳謝の挨拶がありました。
印刷工場の工場棟解体作業は、今年の夏頃からはじまり、年明け1月中には終了の予定です。続く2月から夏頃まで、残りの事務所棟と厚生棟の解体工事が予定されています。この間近隣住民は解体工事の騒音・振動で、大変な苦痛の日々をすごし、改善を求める切実な声が相次ぎました。
●「かなりの揺れで、湯飲みの湯がこぼれ落ちる。 振動を短くすることはできないのか」
●「震度４か５みたいな。ずっと地震がきているような状態。年寄りも家にいる。これ以上耐えられない。もっと真剣に対策をとってほしい」
●「赤ちゃんも寝られない」●「介護施設に40名程いる。振動騒音がひどく船酔いするような感じ。これからも中・長期に続くと心配だ」
●「工事現場はもとより、近隣家屋内での騒音・振動測定を実施し、対策検討しては」
●「耐え難い振動で、肉体的、精神的苦痛である。補償を考えてほしいという気持ある。」
●「長期の振動で、家の釘とか、組んであるものとかが緩んでこないともかぎらない。何か起きた時にどう補償してくれるのか」等など。こうした住民の声に対して、コンサルの不動産や解体業者の担当者より、以下の説明がありました。
「印刷工場の印刷機の振動を防ぐため、強固な厚いコンクリート壁があり、それを除去し壊すことに苦労している。その小割やふるいわけ、重機の移動で騒音・振動がでる。今後の事務所棟、厚生棟の解体工事は、工場棟よりは面積が狭く、重機の動きも今までよりは少ないと思う。」
「今後、何らかの対応をできないか、更に検討し、町会を通じて報告したい」
「工事現場の騒音・振動計の設置は、住民に見えるように設置する。家屋内の測定は持ち帰り検討する」「工事中の不具合については、なるべく早く連絡をしてください。家屋調査を実施していない方についてもご相談します」「工事終了後は家屋調査を実施します。その後は、リーブルテックに連絡してほしい」
最後に住民から「東京書籍・リーブルテックは、戦前からこの街にある。これまでギブアンドテイクでやってきた。最後に汚点を残すのはマイナスだ。町の人が眠れない、病気になりそうだと困っている。何と
かしなければならないという、真摯な態度で解決してほしい」と、重ねて声があがり、会社側は「皆様の声を真摯に受けとめて、どうするか考えた上で報告していきたい」と回答しました。
更に、C敷地に建設予定の商業施設については、「ほぼ1社に絞った。契約がまだなので会社名は公表できない。業種はホームセンターになる予定。 来年の春頃までに契約できればと考えている。その後は大規模店舗立地法にもとづき説明会を行います」公園については「商業施設と共にオープンの予定。 再来年の春頃になるか」と説明がありました。 |
