10月13日に都議会が終了。早速「そねはじめ都議に何でも聞いちゃおう!」と、15日は堀船ふれあい館で、16日は豊島ふれあい館で、報告のつどいを開催しました。
<盛り土は虚偽説明>
そねはじめ都議は「豊洲(東京ガス工場跡地移転はそもそも15年前、石原知事が土壌汚染を知りながら、高額で土地を購入し、莫大な財政支出を行ってきた。 自民、公明など賛成推進してきた責任は重大)と述べ、都は跡地全体で「汚染土壌を除去して盛り土しており安全」と言ってきたが、都議団の調査で、建物地下には盛り土なく、空間だった事が発覚。「都は事実を隠し、嘘の報告を繰り返してきた」 と批判しました。
<たまり水は地下水と立証
地下水管理の不備を指摘>
そね都議は、得意のスケッチで「豊洲概略断面図の資料」を示しながら、青果棟地下等の「たまり水」からは、ヒ素、六価クロム、シアンが検出され、地下水由来だと立証されたこと、更に空気中から、ベンゼン、水銀も検出されていること等を示し、「地下水管理システムが機能していないのではないか」「今後、震度5~6の地震が起きると液状化の可能性もある」「汚染地下水による盛り土の再汚染や、建物内への影響の恐れ」を指摘しました。
そね都議の報告に熱心な
質問・意見が次々と… |
<移転中止の本格検討を>
「風評ではない。100年かけて作ってきた築地ブランドを壊して、豊洲ブランドができるのか?築地ブランドを真剣に守ることを考えなければならない。豊洲移転中止の本格的な検討、業者の損失補てんや支援、築地市場の補修が必要だ」と述べました。
<深まる談合疑惑>
続けてそね都議は、豊洲市場の建物建設が当初990億円から、2747億円に膨れ上がった問題について、大手ゼネコンの共同事業体が組まれたが、最初の入札不調の後、都が業者にヒヤリングし、予定価格を6割も跳ね上げて再入札。1社の応札で、落札率は99.8%だったことを示し「入札の経過など、官製談合ではないのか?引き続き追求する」としました。
10月23日(日)
健康まつりで
もちつきにとび入り
参加する、そねさん。 |
<参加者から質問・意見がつぎつぎ>
参加者からは「共産党が提案した百条委員会の設置を行って、徹底究明してほしい」 (今議会では、自民・公明などの反対で否決され、変わりに、特別委員会が設置されることに)
「この問題では、どこを落としどころにするのか?」
「豊洲と築地の並存もありなのでは?」
「都民として本当に怒り心頭だ。都議会だけでなく、都民としてどう考えていくべきか?」など質問、意見が次々寄せられました。
そねはじめ都議は、特別委員会の委員にも決まりました。引き続き、都民世論と結んで、全容解明と信頼をとりもどす都政改革をすすめるために、全力をあげて取り組みます。 |