日本共産党北区議員 山崎たい子
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 2017年3月14日
新年度、北区で予算化された区民要望と特徴   

 新年度予算は、一般会計と国保や介護等の5特別会計合計で2317億円で、昨年比微減です。住民要望が実現した主な項目を紹介します。
●保育園待機児解消へ…本年、80人の正規保育士を採用し、保育園の定員を今年4月に898人、来年4月にさらに778人を拡大する予定で待機児解消を目指します。
●心身障害者福祉手当の対象者を拡大…新たに精神障害者1級の約90人に福祉手当1万円が支給されます。
●「ひとり親家庭等相談コーナー(仮称)」を設置…カウンセラーの資格を持つ相談員が生活一般の悩み事等「何でも」相談に応じ、関係機関等とも連携し確実な支援につなげます。

梅の花

●「感震ブレーカー」の設置を推進…区内の不燃化特区内の木造住宅に無料配布と設置の支援をすることに。

●JR駅にホームドアとエレベーターを整備…王子駅と赤羽駅の京浜東北線ホームにホームドアを、北赤羽駅と駒込駅に2ルート目のエレベーターを整備するにあたり補助することに。
●王子駅前整備計画の検討へ…新庁舎建設は印刷局敷地内に具体的な場所の確定をめざし、「王子駅周辺まちづくりグランドデザイン」に基づく「(仮称)王子駅前整備計画」の検討に着手することになりました。

 

 景気悪化や社会保険制度の改悪による負担増、年金・実質賃金の低下などにより、区民のくらし・雇用は依然、厳しい状況です。
 高すぎる国民健康保険料や医療・介護、教育費の負担軽減を求める声は切実です。

 党区議団が提案してきた組み替え動議の内容は、新年度予算案で一部実現していますが、新年度予算では、十条まちづくり基金10億円の積み増し等を活用し、更なる区民生活と地域経済の支援、福祉、教育を充実するための予算組み替えを求めました。
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