先日、子どもの権利擁護にかかわっている弁護士や、青少年をサポートしている方に お話を伺いました。
「東京都の児童相談所は、現在11箇所あるが、人口規模などからみても、本来2倍以上は必要です。地域ごとに児童相談所、一時保護所の開設が必要だが、人材確保が大きな課題。職員の若返りで、実力が足りていない。研修や経験必要であり、各区の子ども家庭支援センターとも連携し、地域の中で子どもをみていく体制をつくってほしい」
「常勤の弁護士も配置し、子どもが意見を言えるように、 子どもの権利を保障する体制、受け皿を拡充してほしい。」 「23区では児童相談所設置にむけての準備段階から、 外部の有識者、児童福祉の専門家、保健師、弁護士、ユーザーの意見も入れてほしい。」と。
困難をかかえている子どもに寄り添って、長く支援を続けてきた方々の意見は、本当に切実で、まったなしの課題。都も区も連携し、全力で応えていけるよう取り組んでいきます。 |