王子駅
音無親水公演の紅葉に見とれました。 |
今年10月、台湾でアジア初開催された「第40回国際人権連盟年次総会」の報告会に参加しました。(同連盟は、世界112か国、184のNGO団体が加盟)今年、台湾が選ばれたのは、民主的で活発な市民社会の動き、また、アジアで初めて同性結婚を認めたためです。(以下、大会参加者の報告要旨)
国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長伊藤和子氏は、「台湾は人権に関する到達点が10年位先に進んでいる。それはグローバルスタンダードから学び、
人権関連法規が国際基準に達しているかどうかをチェックし改善しているから。 日本は国連から勧告を何度も繰り返されている。台湾から学びたい」と語りました。
NPO法人難民支援協会代表理事の石川えり氏は、「難民支援の視点からは、世界の中で人権を守ろうという基準が引き下がっている危機感ある。
同じ人間として、一人ひとりのストーリーを伝え、共感を拡げていくことが大事」
同性パートナーシップ・ネット共同代表の池田宏氏は、「台湾では2004年のジェンダー平等教育法により、同性結婚の合法化やLGBTなどの議論がすすんだ。日本でも
ジェンダー平等に関する教育が重要」と述べました。
明治大学教授の鈴木賢氏は、「ジェンダー平等教育は女性運動や若い世代ともマッチした動きとなっている。台湾は、アジアでも同性婚合法化が認められるということを示した。日本も台湾に続きたい」と語りました。
報告者の熱のこもったお話に、すっかり引き込まれま した。日本での人権擁護の挑戦!共に頑張りたい。
11月に、「第6次北区男女共同参画行動計画中間のまとめ」では、性 的少数者の悩みに寄り添う相談体制の充実やパートナーシップ認証制度については引き続き 調査・検討を行うなど、明記されました。
~スピード感を持って推進を!~
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