1月14日、衆議院会館で開催された「介護保険の後退を絶対に許さない!1.14院内集会」に参加しました。
集会は、介護保険ができてから20年がたち、介護サービス抑制や、保険料、利用料などの負担増で、制度の後退がすすんでいることに危機感を持った「高齢社会をよくする女性の会」(樋口恵子理事長)、「ウィメンズアクションネットワーク」(上野千鶴子理事長)が共催。約250人が参加しました。
開会あいさつにたった樋口恵子氏は、「政府案ははっきり後退と言える内容」と指摘。介護事業者や介護従事者、市民団体、医療者など20名以上の方が、次々とリレートーク。
「要支援が介護保険から外され、自治体の総合支援事業に。聞こえはいいが介護の抑制だ」「報酬も抑えられ、事業者も撤退し、専門のヘルパーが担っていたクオリティが壊され、人材確保も困難に」「その上、要介護1.2まで介護保険から外されれば、誰がケアを担うのか」「国民世論を高め、介護の社会化を再構築しよう」と、要介護1.2の生活援助と通所介護を自治体事業への移行、生活支援の保険はずし、ケアプランの有料化、利用者負担の上昇、介護報酬の切り下げは「許さない!」と「声明文」を満場の拍手で採択しました。私も連帯して、介護保険が「誰も置き去りにしない」制度とするよう頑張ります。 |