メキシコ、アメリカ、カナダなどでの新型インフルエンザの感染拡大、更に日本国内での感染者の発生の中、北区でも「北区危機管理対策本部」を立ち上げ、国、東京都と連携し、新型インフルエンザの感染予防、拡大防止対策に尽力されている事に敬意を表します。
今回の新型インフルエンザは、弱毒性であるとされているウイルスの特徴から、日本病院会では、季節性の対応にすべきとの提言をまとめる方向と報道もされていますが、先日23日には、北区危機管理室より、埼玉県在住の感染が確認された方の勤務先が、北区であったとの情報も頂いたところであり、適切な感染予防対策、体制確保も求められています。
北区での相談体制の中心である、北区保健所内の「北区発熱相談センター」では、この1週間で相談実績が172件から326件(5月24日現在)へと倍増し、健康監視対象者も累計で 403 名、平日、休祝日の相談体制も、午前 9 時から午後 9 時まで拡充するという状況となっています。
現状での適切な「緊急対策」と、感染症対策強化の「抜本対策」を同時にすすめる立場から、以下の事項について申し入れるものです。
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