日本共産党北区議員団 山崎たい子
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3月10日(金) 予算委員会 教育費の質疑
1、経営改革プランの見直しについて、うかがいます。

<区の奨学資金貸付制度の改善について>
 私は先日はじめて、貸付事業審査会に参加させて頂いた。区内私立高校の校長先生や区内中学校の校長先生はじめ、教育委員の方々が審査員となり、学校から紹介されている中学生1人1人の状況、世帯年収や家族構成、学校での生活状況などが示され、審査会全体で意見を述べ合い、対象とするかどうか判断する。大変、緊張致しました。
 と同時に、経済的状況の厳しさで、子どもの進学、社会的自立が損なわれることがないよう、ペーパー上で頂いた情報で、子どもの置かれている状況をイメージしながら、高校進学にむけて真剣に議論する、私自身、親の立場としても、教育委員会の姿勢に、大変、感銘を受けました。
 給付型奨学金、ようやく国でも、都でもスタートする。まだまだ要件が厳しく、対象は極一部に限られるものであるが、今後も拡充を求めていきたい。
 
問い、北区も、返済不要、免除の給付型へふみだすべき。保証人は親1人だけでOKとすべきだがどうか?

担当課長 足立区では、返済不要が実施されているのを、注視していきたい。
保証人については、H23年度から、連帯保証人を保護者と他1名へ制度を変更した。ここ近年は、毎年、10名程度の募集となっている。東京都の育英資金は夏頃が締め切り、チャンスを逃した受け皿にもなっている。引き続き、継続していきたいと考えている。

<学校給食の無償化について>
議会にも陳情あり。子育て世代の私費負担が大変、応援してほしい。せめて、第3子から無料化をと。区の説明では、第3子を無償にした場合には、3200万円の財源必要とのことであったがどうか?

担当課長 葛飾区の場合を参考にして試算した場合の金額。

是非、スタートさせてほしい。要望する。

<35人数学級について>
先の質疑の中で、北区の学力向上の課題は、二極化がみられるとのこと。3~4年生を中心に、学力フォローアップ事業なども実施しているが、小3~4年生と言えば、学習内容が難しくなると同時に、子どもの成長からみると、ギャングエイジの時代でもあり、学級運営も落ち着かない側面も生じてくる。
そこで、少人数学級が重要であるが、先日の文教子ども委員会の報告。新年度の学級編成、35人学級は小1年生、小2年生と中1年生は東京都の加配により35人学級、2013年度(安倍政権)以降は、拡大されていない。

問い 新年度で、小3に学年があがり、クラスが減って、1クラス分の人数が増えた学校はいくつあるのか?

担当課長 いくつかあります。

 中学2年生は、十条富士見、明桜、桐ヶ丘中と160人で4クラス、40人でびっしり。1年生の時は、5クラスだったのが、4クラスになった。
貧困家庭の増加やいじめ、不登校の深刻化、日本語教育が必要な子ともが増えたり、発達障害など配慮の必要な子どもが増え続けている中、40人という学級規模ではクラス運営の困難さが増している。小中学校の学級規模はOECD加盟国の中でも日本は最大規模、国や東京都に、35人学級の拡大を求めてほしいがどうか?

担当課長 教育委員長会を通じて、国に要望していく。 

問い 新年度、SC1名増員となった。SSWの増員、正規職員化はかってほしいが どうか?

担当課長 子どもの貧困・いじめ問題など、重要な役割を果たしている。H29年度、国は常勤化にむけた研究をすると聞いている。

他区では、先行して、正規化をはかっている区もある。北区でも実施を要望する。

問 勉強、成績で評価しない、学校の中の居場所でもある。養護教諭の役割も重要だ。500人を超える学校、小で4校、中で2~3校ある。複数配置を求めるがどうか。

担当課長 養護教諭は都の配置。正規での複数配置はないが、現在、非常勤3名を配置し、支援している。国や都の基準の改善を、教育長会を通じて要望していきたい。

<教職員の勤務改善について>
教員の勤務時間も最も長い国のひとつと言われている。実態把握の一助に、タイムレコーダーを導入することを求める。

担当課長 都に要望していく。

問い 労働安全法規則上も、休養室の設置を求める。

担当課長 改築校ブロックプランで検討する。
 
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