日本共産党北区議・福島宏典・ふくしまひろのり
トップぺージ プロフィール 法律・生活相談 活動報告 区議会報告 事務所 リンク E-Mail
■豊島5丁目団地のダイオキシン類等の土壌汚染問題について
 
福島宏紀活動日誌(5)
2005年 5月 2日(月) そね都議が都知事に、ダイオキシン対策で申し入れ
対都交渉を行う中央・そねはじめ都議 右に福島宏紀区議 ・山崎たい子区議 対都交渉を行う中央・そねはじめ都議 右に福島宏紀区議 ・山崎たい子区議
撮影・中川大一区議



日本共産党の、そねはじめ都議と同北区議団は2日、都庁内で「豊島五丁目団地などのダイオキシン類に関する要請書」を東京都知事あてに提出し、土壌調査の早期実施などを申し入れました。
そね都議らは、北区豊島五丁目団地内の保育園や公園から環境基準を上回るダイオキシン類が検出されたことを受け、現地調査を実施。4月22日には北区に、同28日には都市再生機構に緊急の申し入れを行い、今回の要請となりました。

要請書は、ダイオキシン類の全面的な土壌汚染調査を早急に実施し、汚染処理計画を策定することや、住民らの意見をきく説明会の開催、園庭が使えなくなった保育園の関係者の要望を尊重することなど、5項目にわたっています。

応対した都環境局の梶原秀起環境改善部長は「詳細な調査や取り扱いの計画を策定し、その内容を適時、住民に知らせていく」とし、「心配される子どもたちへの対応や保育園の園庭の確保について要望をいただいたので、住民に十分説明、相談する体制をとるよう北区にいっていく」と答えました。
申し入れには福島宏紀、中川大一、山崎たい子の各区議が参加しました。

石原都知事への
「要請書」
要請書

東京都知事  石原 慎太郎 殿
2005年5月2日
日本共産党都議会議員 曽根  肇 
日本共産党北区議員団
団  長 福島 宏紀
幹事長 八巻 直人

 北区は、4月19日、豊島五丁目団地および近隣の区有施設の土壌汚染調査の結果を公表し、関係住民への説明を行いました。
  それによりますと保育園、公園から環境基準を上回るダイオキシン類が検出され、住民の間には、生命と健康、安全な住環境の確保に大きな不安と疑問が広がっています。
  私どもは現地の調査、説明会などに出席し、去る4月22日には北区に、同28日には都市再生機構に対して緊急の申し入れを行って参りました。
  その内容は住民の不安に対し、汚染原因の解明、正確な状況把握、全面的で抜本的な安全対策の確立、そして当面の対応策等を求めてきました。
  特に東京都は、ダイオキシン類対策特別措置法にもとずく調査や対策についての法的権限を有しており、その指導性の発揮が求められています。
  つきましては、住民の意見をよく聞き、関係機関と協力し、左記の点について至急対応されますよう要請します。

「公団住宅に入居したい」「公団住宅に住み続けたい」という住民の願いにこたえ、払い続けられる家賃、安心して住み続けられる公団住宅にするため、次の要請をいたします。

 

1、

豊島五丁目団地および周辺地域のダイオキシン類に係る土壌汚染調査(詳細調査も含む) の方針を明確にし、全面的な調査を早急に実施すること。

2、 土壌汚染調査の結果をふまえ、汚染処理および拡散防止計画を策定すること。
3、 前二項を決定するに際し、住民等の意見が十分に反映できるように機会ある毎に、
説明会 (公聴会)等を開くこと。
4、 園庭等が使用出来なくなった、保育園については関係者の意見、要望を尊重すること。 
5、 北区内には、他にも化学、金属等の工場跡地が公共施設や住宅となっている所が多く、この 際、土壌についての点検を行うこと。
前のページ | 目次 | 次のページ
福島宏紀トップページ活動報告>豊島5丁目団地のダイオキシン類等の土壌汚染問題について 福島宏紀活動日誌 (5)

Copyright (C) 2005- 福島宏紀 All Rights Reserved
本サイト内のテキスト・写真等全ての掲載物の著作権は福島宏紀に属します。
リンク希望の方は、お手数ですがメールにてお知らせください。
E-Mail: hironori@ma.kitanet.ne.jp
団地連絡所 114-0003 東京都北区豊島 5-4-1-618  TEL/FAX 03-3913-4751 (留守電有)