日本共産党北区議・福島宏典・ふくしまひろのり
トップぺージ プロフィール 法律・生活相談 活動報告 区議会報告 事務所 リンク E-Mail
■豊島5丁目団地のダイオキシン類等の土壌汚染問題について
 
福島宏紀活動日誌(7)
2005年 6月 2日(木) 3回目の保護者説明会が開かれる。 福島宏紀、山崎たいこ両区議が参加。

園庭の暫定舗装でプール使用が可能に!

現在は飛散防止のブルーシートが園庭に張り巡らされていますが飛散防止策を1歩すすめ、アスファルトによる暫定舗装を行うことが報告されました。これにより6月30日に例年通りプール開きが行われるようになりました。また閉め切っていた保育園の窓も開閉でき、布団乾燥も可能となりました。保護者や保育園側の強い要求に応えたものです。
この他、幹事長会で報告された今後の「見通し」が説明されました。
2005年6月13日 ・14日  北区政の最重要問題となっているダイオキシン類土壌汚染対策について13日さがらとしこ区議が、「北区の基本姿勢」を。14日福島宏紀区議が、「豊島5丁目団地のダイオキシン類土壌汚染対策」の全般、大きく4点を、北区長に質しました。
さがらとしこ区議のダイオキシン質問(部分)はこちらからご覧いただけます>>
福島宏紀議員のダイオキシン質問(全文)はこちらからご覧いただけます>>
2005年6月14日(木) (独)都市再生機構が5、6丁目地区のダイオキシン類調査結果の速報を公表。

(1)北区区画街路5号線部分内で基準値の32倍が検出。
(2)トンボ鉛筆用地部分現在調査中。
(3)都市機構用地(旧コスモ石油跡地)部分、現在調査中。

・豊島5丁目団地内、都市機構用地部分の土壌汚染について。
(1) 調査の経緯
3月に行われた北区の土壌汚染調査において東豊島公園、豊島東保育園から 基準値を超えたダイオキシン類が検出された。そのため団地内機構用地のダスト舗装部分・ 植栽値・すなば・裸地の表土調査を行った。
(2) 調査結果(速報値)
  サンプリング 地表下0~5㎝、57検体(地域)
  基準値超・7地域(最大3000)、基準値(1000)同・2地域
  調査指標値(250~)以上・20地域
(3) 豊島5丁目団地土壌汚染調査・対策等検討委員会の設置。
委員長・東京農工大学大学院細見教授。
(4) 説明会・6月18日に実施。

■都市機構の同上公表により、北区は「北区豊島地区ダイオキシン対策本部」を設置。
  また、北区の危機管理のレベルを上げた(レベル1)ことも明らかにしました。
2005年6月18日(土) としま若葉小学校で都市機構による説明会が午後3時から開催され250名の住民らが参加しました。

説明会には都市機構により設置された外部の識者らによる「豊島5丁目団地土壌汚染調査・対策等検討委員会」から細見委員長(東京農工大大学院教授)、内山副委員長(京都大学教授・医学博士)が参加。質疑に応じました。

「基準値1000の2箇所も詳細調査(深度調査)を」「重金属も含めて徹底的な調査を」「希望者に健康調査を」「参加していただいた専門家2人に直接アクセス出来るように」「ダイ特法に基づき、250を超えた地点の調査分析も必要だ」など多数の住民からの建設的意見、要望が出されました。
これに対して、「直接アクセス」の容認。「住民相談窓口」の開設。などを約束しました。

(その後、1000の2箇所についても詳細調査を行い、計9箇所に。250以上の20地点については3~5点の混合分析に加えて個別分析を行うことになりました。8/15.8/29を参照下さい。)
2005年7月9日(土) 豊島ふれあい館において午後7時より都市機構、(株)トンボ鉛筆による説明会が開催され多数の住民が参加しました。

(1) 調査の経緯
平成16年12月、豊島4丁目地区。平成17年 4月、豊島5丁目団地内で基準値を超えるダイオキシン類土壌汚染が発生しました。このことから「豊島5.6丁目地区のまちずくり整備計画(案)説明会」において整備区域内のダイオキシン類土壌汚染調査を実施する旨の報告がありました。(5月11日)
(2) 調査の結果
  区画街路5号線の4地点で基準値オーバー。(最大200倍)
  隅田川沿いの旧北区遊び場部分で基準値の3.6倍。
(3) 今後の詳細調査について。
  表層調査。遊び場4箇所、5号線9箇所の計13箇所。
  深度調査。遊び場1箇所、5号線2箇所の計3箇所。
  調査結果の説明会開催は9月下旬。
(4) 参加者の意見・要望。
環境基準値を超えていないものについても情報公開をすべきなどの要望が出されました。
(この点については、9月28日情報公開の資料が提出されました。)
2005年8月1日(月) 日本共産党北区議員団 本田正則委員長、中川大一委員の8月1日開催された委員会活動報告を照会します。(ここをクリックして下さい)
2005年8月15日(月) 豊島5丁目団地都市機構用地の深度(地中)調査で基準19倍のダイオキシン 。

都市再生機構は、8月15日団地の機構用地部分の深度調査で環境基準を最大19倍を超えるダイオキシン類が検出されたと発表しました。

今回の深度調査は今年4月から6月の土壌表層調査で基準値を超えた9地点で実施されたものです。この9地点を掘り進み1メートル深度毎に採取した土壌を分析したところ63検体中29検体で基準値を上回りました。
今後、機構は汚染の範囲がどのくらい広がっているのかを確定するため深度調査の範囲もさらに広げ、合わせて重金属の汚染調査も行われる模様です。 なお近々、環境基準値(1000)は下回ったものの調査指標値(250)以上の数値が確認された20箇所の表層試料の個別分析の結果が公表される見通しです。
2005年8月19日(金)

環境基準240倍のダイオキシン。豊島5丁目団地の旧豊島東小学校校庭地下から検出。

北区は、8月19日団地内区有3施設のダイオキシン汚染の詳細調査の中間報告が発表されました。この詳細調査は本年1月から3月にかけて実施した土壌汚染の概況調査(表層など)により環境基準値を超えてダイオキシンが検出されたことによるものです。また合わせて同じ概況調査において環境基準と同数値だった豊島東公園南部分(表層)と豊島4丁目地区開発に伴い都市再生機構が調査していた区道1035線(詳細)、1865線(概況)の調査結果も公表されました。

  調査は土壌汚染の範囲を特定するために175地点895サンプルを採取行われたものです。結果は ①旧豊島東小学校校庭地下240倍。 ②東豊島公園(北)140倍。 ③豊島東保育園14倍。 ④東豊島公園(南)11倍。 ⑤1035線8.6倍 ⑥1865線2.5倍などとなっています。
2005年8月22日(月) のの山けん12区政策委員長等が都市再生機構東日本支社とダイオキシン類土壌汚染、家賃問題で交渉。

8月22日午前10時30分から行われた交渉には北区議員団から福島宏紀、中川大一、木元良八、さがらとしこ区議が参加しました。
交渉では①重金属調査も行う。②近傍同種家賃の考え方にダイオキシン類土壌汚染は考慮される。等答えました。詳細はこちらから>>
2005年8月29日(月)

都市機構用地部分のダイオキシン類土壌汚染さらに広がる。

 都市機構は本日、6月中旬土壌表層調査(3から5点の混合分析)の結果において環境基準値は(1000)下回ったものの、調査指標値(250)以上の数値が確認された20箇所について表層試料の個別分析の調査結果を公表しました。
 それのよると20箇所中13箇所で環境基準値を1.1倍から3.9倍上回っていることが判明しました。機構はすでに実施している対策と同様の対策を開始しましたが汚染箇所がさらに広がる深刻なものとなっています。

前のページ | 目次 |次のページ
福島宏紀トップページ活動報告>豊島5丁目団地のダイオキシン類等の土壌汚染問題について 福島宏紀活動日誌 (7)

Copyright (C) 2005- 福島宏紀 All Rights Reserved
本サイト内のテキスト・写真等全ての掲載物の著作権は福島宏紀に属します。
リンク希望の方は、お手数ですがメールにてお知らせください。
E-Mail: hironori@ma.kitanet.ne.jp
団地連絡所 114-0003 東京都北区豊島 5-4-1-618  TEL/FAX 03-3913-4751 (留守電有)