日本共産党北区議・福島宏典・ふくしまひろのり
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■豊島5丁目団地のダイオキシン類等の土壌汚染問題について
 
福島宏紀活動日誌(8)
2005年 9月14日(水) 豊島4丁目地区開発に伴い都市再生機構が調査していた団地前都道のダイオキシン類土壌汚染で10箇所中、2箇所が基準値を超えたこが判明(基準値1.8倍と1.1倍)しました。
このとから東京都第6建設事務所は豊島5丁目交番から豊島橋手前までの都道の応急措置を行います。
内容は高木の根回りは、ラバー等で覆い、高木以外のツタ、中木、低木を伐採し、アスファルトで被覆します。
2005年 9月20日(火) 「重金属汚染も調査すべきと重ねて問う!」
質問の要旨
(1) 北区、都市機構、(株)トンボ鉛筆、の情報の公開を。
  答弁主旨 正確な情報提供と必要に応じて住民説明会を行う。
トンボ等には、同様の内容を機会を捉えて申し入れる。
(2) 重金属調査も実施すべきだが。
  答弁主旨 現在、詳細調査実施中なのでこの調査結果により即座に対応できるような態勢をとっている。
(3) 希望者に健康診断を実施すること。
  答弁主旨 専門家を交えた検討委員会を設置して検討する。
※中川議員の質問全文は区議団ホームページをご覧下さい。
2005年 9月23日(金) 9月23日午後2時半より、豊島ふれあい館において、都市機構ならびにトンボによる説明会(北区はオブザーバー出席)が開催され多数の住民らが参加、共産党区議団から福島宏紀、山崎たいこ両区議が出席しました。
1. 調査の経緯
豊島5丁目団地内から基準値を超えるダイオキシンが検出されたことから当地区においても複数地点の採取土壌の混合分析を行いました。その結果、最大で基準値の32倍が検出(6/14公表)。
そのため基準値を超えた複数地点の各点の調査を実施したところ区画街路5号線で最大値200倍、旧北区遊び場で最大3.6倍が検出されました。(7/9説明会)
説明会では、汚染範囲を特定するため平面方向、深度方向の調査を行うことが表明され、本日はその結果報告と今後の対策工事についての説明が行われました。
2. 調査結果
  5号線の平面方向(10箇所調査中、4箇所超)で最大値6700。
5号線の深度方向(5箇所調査中、4箇所超)で最大値27000。
  旧遊び場の平面方向(4箇所中、2箇所超)で最大値3500。
旧遊び場の深度方向(1箇所調査)0.5メートルで最大値4300。
  コスモ石油跡地の平面方向(混合試料4箇所調査)51~230。
コスモ石油跡地の深度方向(9箇所調査)最大値120
  トンボ鉛筆敷地の平面方向(混合試料5箇所調査)82~260
3. 汚染土壌の対策工事(スケジュール 10月上旬~12月末)
  5号線事業地内
汚染範囲の土については、再生砂で入れ替え。 (18年1月以降都市機構が盛り土工事を行う)
  旧遊び場
良質な土を20センチ覆土し、汚染度は封じ込め。 (18年1月以降東京都が緩傾斜堤防の整備)
4. 一連の対応マニュアルは厚労省の焼却炉の撤去の対策要綱によるもの。
5. 参加住民の質疑
・「炉の基準でよいのか」(8.31に示された土木研究所も同様の対策)
・ 「原因の特定は出来たのか。」(まだ出来ていない)
・ 「トラックの出入りの安全対策」(交通安全対策は当然。400立米位、5トン延べ80台)
・ 「歩車道とも100ミリ等対策を」(歩道は、透水性。車道は排水性)
・ 「紀州通りにぬける新設道路の角切りで安全対策を」(都市機構とトンボで調整する)
等の活発な意見・要望が出されました。
2005年 9月26日(月) 北区豊島地区ダイオキシン対策本部は26日、北区議会健康福祉委員会に本部長の下に北区豊島地区ダイオキシン類健康影響評価検討委員会を設置することを明らかにしました。

●委員はダイオキシン類または、公衆衛生等に関する専門家で、委員会は、8名以内で構成されます。
・第一回委員会の開催予定(原則公開)
日時  10月30日(日)午後3時から5時
場所  としま若葉小学校ランチルーム
                                    
●「希望者には健康調査を」と求め続けた、豊島東保育園保護者会、団地自治会対策委員会等からの要望実現への大きな一歩となりました。共産党北区議員団は、福島宏紀区議(6月議会)、中川大一区議(9月議会)がこの問題を取りあげ一日も早い実現を迫っていました。
2005年 9月30日(金) かねてより団地住民、団地自治会そして我が会派が議会でも取り上げ続けてきた重金属調査。その結果の一部について本日、都市機構が公表しました。
Ⅰ 調査の経緯
  ① 都市機構は9月上旬から団地内27箇所の土壌表層調査を実施した。
  ② 27箇所中先行して9箇所(6月に採取済みの試料を分析したため)について結果判明。
  ③ 「土壌汚染対策法」に定める重金属9項目について含有量試験を行った。
 調査結果
  ① 土壌含有量基準を上回った物質  鉛(9箇所中6箇所)
  ② 鉛における土壌含有量基準 150㎎/㎏   最大値1300㎎
  ③ 他の8物質については基準を下回った。(但し9箇所とも汚染は確認)
  ④ 残りの18箇所の調査結果は10月中旬~下旬に判明の予定。なお、ダイオキシン類の追加深度調査の結果については10月末に判明の予定。住民説明会も開かれる予定です。
 対策
  ① 今回の9箇所についてはダイオキシン類土壌汚染で緊急対策実施済み。
  ② 併せて、団地全域についても同様の緊急対策を実施する。
  ③ 今後、重金属等汚染の恒久対策として、団地全域について法令に基づく対策を順次実施する。
●北区も住民や我が党がかねてから求めている重金属等調査を一日も早く実施すべきです。
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