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日本共産党北区議員団
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2014年9月30日号

トンボ鉛筆のとなりに特養ホーム

 北区議会第3定例会は10月3日まで開催中です。共産党区議団は、いま取り組んでいる「区民アンケート」の回答(9月25日現在2200通)に寄せられた声を具体的に取り
上げ,消費税10%の中止等を求め、論戦を繰り広げています。

豊島6丁目の特養老人ホーム建設予定地=地上9階・地下1階建て、特養老人ホームのほか短期入所事業やサービス付き高齢者向け住宅なども併設

豊島の特養は区内最大規模
 健康福祉委員会(9月16日)に、3カ所の特別養護老人ホーム整備計画が示されました。赤羽北144床、浮間100床、そして豊島221床は区内最大(とんぼ鉛筆隣の空地等)で、合計定員は4 6 5 名、開設予定は2017年4月です。
 うち約3割の136名分(豊島66名分)は多床室(4人部屋)となります。これは共産党区議団が特養の建設に際し、低所得者が利用しやすい多床室の整備を求めてきた成果です。

生活苦の原因 一番は消費税
  共産党区議団の「北区民アンケート」の回答の特徴は、「生活が苦しくなった」が72%を超え、その原因の一番が「消費税の引き上げ」となっていることです。
 私は北区議会決算特別委員会総括質疑(同月19日)で、10%への増税は中止すべきことを国に要請するよう求めました。これに対し、増税は「国が適切に対処する」『消費税は社会保障の財源」と答弁。区民の生活を顧みない答弁を厳しく批判しました。
 この審議をとおして、消費税引き上げで、社会保障財源はふえるどころか年金削減や
生活保護基準の切り下げなどで大幅に減ること、半面、復興増税や国民健康保険料(6月から値上げ)など区民は負担増になることなど明らかになりました。
 一方、北区の積立金(家庭の貯金にあたる)が来年3月には史上最高450億円を超
える見通しとなり、くらし応援に活用することを求めました。

団地始発バスの繰り上げ求める
 「区民アンケート」の回答に「現在、豊島団地に住んでます。JRとメトロ王子駅の始発にあわせた路線バスをお願いしたい」(50代・パート)とありました。
 私はこの声を同月25日、区議会決算特別委員会で取り上げました。昨年11月の予算要望書提出の折、私自身が区長に直接申し入れていましたが、重ねて東京都に強く働きかけることを求めました。