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やめましょう!テロも戦争も
日本共産党北区議会議員・さがらとしこ
区政レポート
2004年 7月 日 通算 号

事務所 東京都北区赤羽北 3-23-17
TEL&FAX 03(3905)0970
発行 日本共産党区議団
北区王子本町1-15-22
TEL 03(3908)7144

井上ひさしさん、大江健三郎さん、奥平康弘さん、小田実さん、三木睦子さん、加藤周一さん、鶴見俊輔さん
憲法9条世界に輝かせたい
「九条の会」発足で記念講演会
「憲法9条は日米同盟の妨げ「とアーミテージ米国国務副長官が発言するなど、憲法改悪の危険が迫っています。

こうした動きに対して、日本の知性と良心を代表する文化人がよびかけ人となって「あらためて憲法9条を激動する世界の中で、輝かせたい」と「九条の会」が結成され、7月24日には記念公演会が開かれました。「しんぶん赤旗」7/25付はトップ生地で報道しましたので、今朝の「さがらレポート」の裏面で各氏の発言をご紹介させて頂きました。私たちの地域(まち)にも「9条の会」を広げてゆきたいですね。

「九条の会」ホームページ http://www.9-jo.jp/
「九条の会」事務局 電話・FAX 03(3221)5075
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コミュニティバス導入検討委員会
委員のメンバーが決まり、9月に開催へ
・7月26日に建設委員会が開かれ、北区画街路5号線・周辺整備工事について、7月1日に発足となった独立行政法人都市再生機構東京都心支社から説明を受けました。
(区画街路5号線は、豊島5、6丁目のトンボ鉛筆工場周辺の道路計画で北区足立区を結ぶもの。周年の開発も予定されています。)

・また早期実現が待たれているコミュニティバス検討委は9月に第1回目が開催されますが、非公開を原則とするとしています。

  日本共産党のやぐち健委員は、区民の関心が高い課題であり、透明性の上からも、公開を原則とすべきと主張しました。しかし区側は非公開とするとしています。
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都営住宅募集記入相談会
募集期間: 8月2日(月)~8月11日(水)
募集戸数: <北区>
*家族向けポイント募集
    ひとり親家庭 32戸 障害者世帯数11戸
*単身者向け空き家募集(抽選)19戸など 
■相談会の日 
日 時: 8月2日(月)午前10時~午後3時
8月3日(火)午前10時~午後3時
        午後 6時~午後8時
場 所:  いずれも 区議さがらとしこ事務所
電話(3905)0970
赤羽北3~23~17
<バス停「赤羽北3丁目」すぐ近く・東京メガシティ近く>
**お気軽にお出かけ下さい。収入の分かるものをお持ちください。当日ご都合の悪い方は個別に応じますので、ご遠慮なくご連絡ください。 

都議会議員そね はじめ
区議会議員さがらとしこ
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「9条の会」発足記念公演会 8氏の発言から
今号では3人の方をご紹介させて頂きました。7/25付「しんぶん赤旗」より
最後の何人になろうとも
作家 井上ひさしさん

  作家の井上ひさしさんは、母校の宮城県の仙台第一高校の先輩で民本主義をとなえた吉野作造が、「憲法は時の政府に対して国民が発する命令、法律は政府が国民に発する命令。両者の間ではつねに憲法が優越する。それをきっちり見ていくのが最高裁判所です」と考えていたことを紹介しました。
  「国民の命令である憲法の中心になるのが九条。これはパリ不戦条約がそっくり移ってきたもので、アメリカの押しつけでも何でもありません」と指摘。「人間の歩みの結晶を九条が受けとめ、それが政府への命令になっている。この構造を頭にたたき込んで、最後の何人になろうとも、九条を守り抜く決意です」とのべました。


若い人が「希求」とらえて
大江健三郎さん

作家の大江健三郎さんはアーミテージ米国務長官が「憲法九条は日米同盟の妨げ」とのべたのにたいし、自民党の中川国対委員長が憲法を守るために日米同盟を見直すのではなく同意したことを批判しました。
  憲法と教育基本法で「希求する」という聞きなれない言葉が使われていることをあげて、「どういうとき、どういう気持ちで書いたのかを示すのが文体だ。それを読み取る必要がある」と指摘。「歴史の窮境」のなかで、平和と民主主義の秩序をつくりあげていこうという気持ちで書かれたものだとのぺました。
  同時に文体には、戦争で多くの死者を出した日本人の「倫理観がにじみ出ている」と指摘。「原爆の子」優にささげられた折りづるが焼かれた事件にふれて「私たちの心に、つるを折って死んだ少女を思い起こすならばヒロシマは風化からよみがえる」とのべました。
幾多の犠牲の上につくられた憲法と教育基本法を未来に生きる日本人である若い人々が「希求」としてとらえ直すことが重要だと強調。「それをどのようにすすめていくかは今に生きている私たちの肩にかかっている」と結びました。


積極的に価値打ち出そう
憲法学者 奥平康弘さん

憲法研究者の奥平康弘さんは、改憲の最大の狙いは九条の改悪にあり、これに対して九条の果たすべき役割を考えることが重要だと指摘しました。
  日本国憲法は、基本的人権、国民主権、平和主義の三原理が相互交流的に統一したシステムをつくっており、「平和を単にプログラムとして宣言したのでなく制度として規定しているところに特徴がある」とのべました。
  奥平さんは、「戦後50有余年たった今われわれは、その平和文化をようやく成熟させ、世界の承認を得て、さらに世界に発信すべき段階に来ている」と強調。従来型の「自衛隊反対」といって九条を守るというだけでなく、積極的に九条の価値を前に打ち出し、世界にアピールすることも重要だと述べました。
  また、九条に依拠した平和の主張に対して「連合国の押しつけ憲法に頼った態度」と冷笑する傾向があると批判し、「九条を持ち出すのは自らの理念としての平和主義に裏付けられていればこそのこと。憲法に依拠することは主張の正当性を内外に説得力を持って主張しうるものだ」とのべました。
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