2016年4月号
日本共産党北区議員団
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平成28年度 第1回定例会報告

 第1回定例会報告 
 公明党の反共攻撃と予算組み替え動議提出
1、2月24日に開かれた北区議会第1回定例会本会議で、公明党議員団の大島実議員が、代表質問の場を使って、日本共産党に対する誹謗・中傷発言を行いました。続いて7日間の予算特別委員会と3月23日の最終本会議でも、連続して「しんぶん赤旗」や日本共産党攻撃と新日本婦人の会、日本医療福祉生活協同組合連合会への反団体攻撃を行いました。
 その内容は、日本共産党議員団が区民いじめの予算に反対したことや平和安全法制を戦争法と呼んだことに難癖をつけたり、新日本婦人の会が王子駅横のカルチャーロード(高架下の掲示板)に「安倍政権退陣」のちぎり絵を展示したことや医療生協が駅頭で医療・介護の負担増を取り上げたチラシを問題にしました。
 日本共産党議員団は、大島議員の発言撤回と議事録削除を要求しましたが、反論できない議会の場で、国際的評価を受けている市民団体や社会保障の拡充を求めて活動している共同組織に対する間違ったレッテル貼りをして批判するのは許し難い卑劣な行為です。
 このようななりふり構わない公明党の反共、反団体攻撃は、戦争法廃止と安倍政権打倒で5野党が選挙合意に達し、10%増税実現が厳しくなる中で、公明党が国民の厳しい批判に追い詰められた焦りの現れです。

2、次に、日本共産党北区議員団は、議会最終日に北区の一般会計予算に対する組み替え動議を提出し、区民の切実な願いを実現する予算に切り換えるよう求めました。
 組み替え動議の提案理由では、「アベノミクス」の破たんが明らかになるもとで、貧困と格差が深刻な広がりをみせているのに、新年度予算が区民の暮らしを十分に応援するものとなっていないことを指摘しました。
 過去最高に積み上がった530億円の基金も活用し、子どもの貧困をなくし、困窮家庭や低所得者に対する支援をさらに強化することを柱とした17項目の実現を求めました。
 討論の後、採決に付され、自民、公明など与党会派の反対で組み替え動議は可決されませんでした。
 

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